暁 〜小説投稿サイト〜
環の理
鋼の錬金術師
人造人間5
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た。セクハラ親父め……。



 「大総統は尻派だったとは……」



 失礼だが私と対比するとどうしてもリザはムチムチなのだ。肩幅もガッチリしてるからウエストが細く見えるというマジック。私は身長の割にスタイルはよくな……。



 「って、何の話をしてるんだ私は……」



 最近、無駄な思考が多い気がする。いや、そもそもこれは思考でなく暇潰しなのよ。何故なら私の部下はマスタングと同じく飛ばされてしまい、この部署は私しかいないの。



 「個性的なキャラだったのに……」



 準レギュラーを目前にしながら落ちてった三人。もう二度と中央(小説)に現れないかもね。彼女らの異動先での活躍を祈りましょう。



 「エルリック兄弟は北か……」



 通行料を取り戻す旅は北に指針を向けたみたいだ。あそこはアームストロング少将がいるねー。あの人がいるとまだ大丈夫だって頑張れるの(笑)



 「大丈夫かなー?」



 ドラクマに近いから身内にも容赦ないからな……下手したら死んでるかも。



 「大丈夫かなー?」

 「……さっきから私の部屋で何をしてるのかね?」

 「暇潰し」

 「そうはっきりと言われても困るのだが」

 「部下がいなくなった同士仲良くしようぜ〜」

 「動機が酷過ぎるな……」



 特命部は部屋を取り上げられ、私はここに転属させられたの。マスタングと一緒なのは纏めた方が監視しやすいからかな?



 「暇なら仕事したらどうだ?」

 「終わった!」

 「は?」

 「他にする事無いの?」

 「私の仕事を手伝ってくれ」

 「OK」



 ああ、暇すぎる。“お父様”とやらはエルリック兄弟に丸投げしよう。

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