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王道を走れば:幻想にて
幕間+慧卓:童貞 その2 ※エロ注意
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と奥で感じ取りたい。そんな情念が彼の心を支配し、陰茎の抜き差しは激しくなる一方である。彼が一際強く腰を打ちつけた時、亀頭が子宮の口へと合わさって、膣の収縮がぐっと増した。

「いっくっ、いくいくっ、いいいっっっっっっ!!!」

 言葉を詰まらせて実晴は開口し、無言のままに絶頂を覚える。それと時同じくして慧卓は再び精嚢から精子を導き出し、それを膣内に吐き出した。肉の赤みが白濁の液体によって穢れていき、粘々として温かみのある感触が実晴の膣内に走っていった。

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「ひぃぃっ、んんんむっっ!!んちゅっ、んんあ、じゅる!」

 露骨に二人の舌が合わさりあい、絡め取られ、突かれていく。互いに向き合う形で寝具に座り込みながら、実晴は慧卓の上に乗っかって身体を揺さぶられている。先までの真っ直ぐとした抽送とは違った、縦横無尽の蹂躙。膣肉が全く不意打ちの内に削り取られるようであり、実晴は新しい淫欲を覚えて歓喜に咽いだ。

「じゅるっ、んんんっ!!ああ・・・いいよぉ、慧卓、慧卓っ!!」

 接吻を止めて、実晴は膣内を貪る陰茎の存在を確かめていく。下腹部の奥に感じる一際硬く屹立したもの。ひょっとしたら骨以上に硬いのかもしれない、そんな錯覚さえ感じるほどの硬い一物が、実晴の膣を跳ねていく。上下を掘り進めていた一物が今度は左右に揺さぶりを掛けており、膣壁の蠢きを愉しんでいるかのよう。 

「っっっああっ、駄目ぇ、それ駄目ぇ!!凄いからだめぇぇっ、いっぐぅ!!」

 恥毛無き丘陵に愛液が飛び散り、花弁が赤く尖る。軽い絶頂を迎えた実晴を追い詰めるように、慧卓はその美乳の先端に口を遣る。紅潮したそれを手で揉みしだけば、実晴は艶やかに息を荒げる。桃色の乳首を吸い込み歯で軽く噛めば、実晴が可憐な悲鳴を漏らして身を捩る。何をしてもなすがままに快楽を与えられる彼女はそれに相応しき痴態を晒し、慧卓の小さな征服心を満足させるものであった。 

「はああっ、んんんっ!・・・はぁ、はぁっ、いくっ、いく!!」

 対して実晴は慧卓に力任せに陰茎に貫かれるお陰で、膣内からも花弁からも常に強い性的な刺激を与えられ、既にまともに思考を巡らす状態ではなかった。動物的な本能に基づいて快楽を享受し、子種を欲さんと女性の器官が興奮に汗ばむ。慧卓の揺さぶりが、奥へ突き刺さる肉槍が、彼女の性感を絶え間なく刺々しく刺激する。二度の膣内射精を受けて更に滑々とした膣内を陰茎が滑り、無遠慮に子宮の口を叩いた。

「ああああっ、ああああああっっ!!いっちゃうぅううう!!!」

 淫靡に咆哮する実晴は、御淑やかな美乳を強調するように天を仰ぐ。其処へ追い討ちするように桜色の尖りを噛む慧卓。実晴は蕩けるような笑みを浮かべながら、高々とした絶頂を迎えて愛液を迸らせ
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