幕間+慧卓:童貞 その1 ※エロ注意
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マを乱暴に脱ぎ捨てる。そして完全に隆起していた陰茎を露出させるように、ボクサーパンツを脱ぎ捨て、実晴のパジャマの下へと落す。二つの下着が湿りを交えるのを横目に、慧卓は己の男根を彼女の滑らかな肢体の間、膣に無遠慮に擦り合わせるように突き入れた。ぬめりとした感触を覚えて陰茎がクリトリスを擦って愛液を舐め取りながら、腿と腿の間に入り、素股の格好を生じさせた。彼女の濡れそぼった性器に挿入しないのは、僅かに切れないままでいた理性の糸の最後の抵抗であった。
「み、実晴っ!!」
「あっっ、そ、そんないきなりぃぃっ!!!」
だがそれでもまるで本物の行為をするかのような、筆舌にし難い倒錯感が己を駆け巡り、慧卓は陰茎の出し入れを始める。蚯蚓(みみず)のような得体の知れない青筋を陰唇が掠め取り、愛液を付着させていく。そしてそれが竿を伝って、肉槍の鈴口へと導かれていった。
慧卓は陰茎に走る、人生最大の快楽に愉悦を禁じ得ず、心の中で喝采を挙げた。そしてそれを誤魔化すように、形だけの謝罪の言葉を彼女に述べる。
「は、入ってないからっ!擦るだけだからぁ!!」
「でもぉ、ものにはさぁ、順序ってものがっっっ、あああああっ、なにこれぇぇ、熱いぃぃ!!!」
鈴口が膣に引っ掛かり、危うく挿入される所であった。だがそれこそ彼女が望んでいた事なのだろう、ほんの一瞬だけ膣に感じた灼熱のような熱に心が浮かされ、瞳を見開いて歓喜した。其の間にも陰茎は膣を擦り上げ、腿の肉感に挟まれながら上下の行き来をする。淫乱の性が刺激されて、道徳を犯すかの如き淫靡な言葉が自然と口から出ていく。
「か、固いよっ!これ凄いっ!一人でするよりも、凄く気持ちいぃぃ!おまんこが凄く気持ちいぃぃ!!!」
「一人で?誰を想ってやっていたんだ!?」
「け、慧卓以外に、好きな人なんか居ないしっ、んあっ、作ったこともないよぉっ!!あああっ、あああんっ、んちゅぅ!じゅるっ、んんむっ!!」
咥内に侵入する火照って唾液をふんだんに付けた舌を、実晴は万感の思いで歓迎する。まるで快楽の虜だ。淫魔に取り憑かれて生気を失ったかのように、慧卓は実晴の口を奪い、陵辱する。丁度彼の手に収まる大きさであったがためか、二つの丘には赤い指痕がくっきりと残り、乳輪を欲情に染め上げている。揉みしだかれる度に、乳首を捏ね繰り回され指先で弾かれ摘まれる度に、心臓がばくばくと音を鳴らしてその快楽を甘受する。二人の汗が身体と共に絡み合い、寝具の用を無碍の彼方に飛ばしていく。
「はぁっ、ああっ、ひいぃ!けっ、慧卓もっ、気持ちいいのっ?私の、お、おまんこぉ、いっぱい擦ってぇぇ、気持ちいいのっ?」
心も身体も充足して尚、彼女には不安が走る。自分だけが快楽に更けてはいないか?自分の身体で彼の身体を満足出来ているのだ
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