第二話 MSは白兵戦がメイン
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トマホーク位しかない。
不意を突いて得た多少のアドバンテージも徐々に押され始める状況になって覆されつつある状況と言える。
「アスランッ!?」
「君だけでも……」
左腕を切り裂かれ、ぎりぎりの状況に追い込まれることとなり、最早これまでかと思っていたその時、不意を突いて戦闘機がミサイルを放った。
「MS戦に戦闘機が!?無茶だ!」
そう思った直後、その心配が杞憂であったことを理解する。
◇
『また戦争がしたいのか、あんた達は!!』
コアスプレンダーがソードインパルスとなり、セカンドシリーズの三機に襲い掛かる。
「何だ、こいつ!?新型は三機じゃなかったのか!」
『このォッ!!』
スティングが新たに登場した新型機に驚き、ステラの乗るガイアがビームサーベルをもって襲い掛かるも、それを即座に躱し、反撃とばかりにガイアのシールドごとソードインパルスの剣であるエクスカリバーで吹き飛ばす。
『貰いッ!!』
「アウル、止めろ!そいつに接近戦を仕掛けるな!!」
アウルがビームランスで突っ込むのをスティングが止めようとする。しかし、アウルは相手の武装は小回りが効かないと判断して、ガイアを吹き飛ばしたその隙に内側に潜り込んで切り裂こうとした。だが―――
「何ッ!?」
インパルスはエクスカリバーを片手持ちに切り替え、空いた左手で脇に差しているナイフを投げつけ牽制したのち、背面のブーメランを取り出し、サーベル代わりにと切り付ける。
巧くいなされるどころかあっさりと反撃を受けたアビスは距離を取らされる。
「チッ、んなのありかよ!」
スティングはすぐさまアウルの援護をしようと機動兵装ポッドを起動させ、囲い込んで攻めようとする。しかし、それを見たシンはすぐさま手に持っていたブーメランを投げつけ、腰に掛けていたビームライフルを取り出して、撃ちこんだ。
「なッ!?」
二基のポッドは回避に成功したものの、ブーメランと射撃によって誘導され、スティング自身は撃ち抜かれそうになり、何とかシールドで防御する。
スティングは驚愕する。三対一という状況にも関わらず、こちらが翻弄されているのだ。
「アウル、ステラ!こいつはやばい。迂闊に近づくな!」
『何なのよ、こいつはァッ!?』
「チッ、アウル、ステラを援護しろ!」
スティングの忠告を無視し、ガイアがもう一度とばかりにライフルを連射しながら突っ込んでいく。態勢を立て直しての三機での連携なら倒せる筈だと考えたスティングはすかさずアウルに指示を出し、自身も今度こそとポッドをだし、MAに変形すると同時にカリドゥス改を放つ。
シールドでガイアのビームライフルを防いでいたインパルスはカリドゥス改の砲撃に直前で
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