第二話 MSは白兵戦がメイン
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シンだけでなくレイやルナマリアも増援に向かう。
◇
「議長、とにかく本部へ!此処は危険です!」
「いや、ミネルバへ向かう」
「議長!?」
護衛の人が本部へ行くように言ったら議長はミネルバ行くと言う。その発言に驚愕の声を上げた。
「此処からならミネルバの方が近いはずだ。現状を確かめるならとにかく早い方が良い」
慌てた様子など見せず、理路整然とそう発言する議長に護衛は納得した様子を示す。まあ、仕方がない。とりあえず俺はミネルバへの移動を指示しながらマーレに連絡を取ることにする。アーモリーワンで郊外の方に施設を準備したのは正解だった。おそらくだが、被害は大きくないはずだ。
「マーレ聞こえるか?セカンドシリーズが奪取された。出撃できるか?」
『当然だ。しかし相手はセカンドシリーズか…。良いぜ、目にもの見せてやるよ』
「念のために言っておくがアーモリーワン内部で重火力兵器は使うなよ。主兵装はビームマシンガンの方に切り替えておけ」
『チッ、まあいいさ。安心しろ、強奪したナチュラル共は全滅させてやるよ』
「ナチュラルかどうかは知らんが、油断だけはするなよ」
連絡を終え、議長等を急ぎミネルバへと連れていきながら尋ねる。これで増援の戦力は十分だろう。尤も、マーレ以外に実力の高い戦力を持ち得ていない俺ではこれが限界だ。
「議長、これからどうするつもりで?」
「どう、とは?」
試すような表情で俺に対して余裕を持った表情で見る。
「おそらくですが強奪している三機には脱出の為に外に足の速い母艦がいるはずです。さらには最新鋭であるセカンドシリーズの機体の情報を持っていることから、こちらの警備も見抜かれている可能性もあります。ですから、状況的に脱出されてしまえば追えるのはおそらくミネルバ位です。ミネルバに行くことになれば追撃の戦闘の可能性がありますが?」
「構わん。今は緊急事態だ。追撃などといった後のことよりも現状を知る方が優先しよう。その上で、ミネルバが追撃するという結果になっても止むを得んさ」
説得は失敗。まあ、元々あまり心配はしていない。ミネルバとて早々落とされることはないだろう。仕方ないか。最悪、マーレにも艦に来てもらおう。
「分かりました。そこまで覚悟があるならミネルバに向かいます」
そうして、俺は車を走らせ、ミネルバに向かう。
◇
「こんなところで君を死なすわけにはいかない!」
そう言って、アスランがザフトの機体であるザクを操縦し戦うものの、性能差と三対一の状況によって追い込まれていく。
「クソッ!」
機体の性能は悪くはないのだが、いかんせんバックパックによる強化もなく、手元にあるのがビーム
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