アインクラッド 後編
過ぎ去った時間、消え去った影
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の小さな写真立てに目を向けた。ライトブラウンの髪と爽やかな顔立ちを楽しそうに歪ませた少年と、理知的な顔で控えめでぎこちない、しかし心からの笑顔をこちらに向ける少年が互いに肩を組んでいる。
「……明日、ようやく全てが解る。……最後に残った予兆が、二回目もそのまま箱の中に残っていてくれることを願うよ……」
マサキは小さく呟くと、壁の時計に一瞬だけ目をやり、外へと向かった。
現在時刻は午後七時。……夜は、まだ始まったばかりだ。
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