第45話 初戦 少年はいまいち成長しているようです
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「愁磨さんは、そんな迂闊な人じゃありません。
直接遭遇して、覚悟を決めて意思表示しないと、魔法の事は教えてくれません。」
「ま、魔法!?ネギ先生も愁磨先生も魔法使いってことね!!」
「……やぱり、偽物ですか。あなた、誰ですか?」
・・・・・ひ、ひっかけられた!?だけど真偽問わず良い情報が手に入ったわ!!
「ある時は巨乳教師、またある時は風林火山の火!その正体は!
3-A No.3、朝倉和美よ!!」
「でしょうね……。こんな事をするのは朝倉さんか早乙女さんか佐々木さんか
椎名さんか鳴滝さん姉妹ですからね。あと柿崎さんと釘宮さんも巻き込まれる形……で……。」
いきなりがっくりと膝をつくネギ先生。
うん、意外と多かったのね。分かる分かる。私も多いなって思ったもん。
「まぁ、良いです……。それで、どうするつもりですか?」
「ふ、決まってるわよ!!私の野望の為に協力してもらうわよ!!」
「……や、野望、ですか?」
「そう!魔法使いが実在するとなれば世界中大騒ぎ!私の独占インタビュー記事が
あらゆるメディアで引っ張りダコとなり、ネギ先生は一躍有名人!
ドラマ・ノベライズ化して、最後はハリウッドで世界進出よ!!」
これが私の野望よ!スキャンダルとかチマチマ集めてても大成出来ない!
そこに舞い込んで来た大金星!
「さぁ、いっちょ魔法を使ってネギ先生!!」
「……別に構いませんけど、まさかそれで終わるなんて思ってますか?」
「へ?」
「魔法使いですよ?僕だけと考える人がいるとでも?
十年しない後、大国が探しだして魔法使いの隊を作って戦争に投入されることになりますよね。
しかも、魔力は休めば復活する、ほぼ無限の不思議エネルギーです。
生きたまま何かしらのエネルギー源にされる人も出るでしょうし、人体実験もされるでしょう。」
青くなってきた私を冷ややかに見て、なおも続ける。
「フッ。それ以前に、なんでここまで魔法使いと言う存在が見つからなかったと思います?
信用のある、各国の偉い方々は皆知っているんです。
国がそれを隠匿し、魔法使いも隠匿に努める。知られた場合は"消す"か、記憶を改竄するんです。
どうしますか?OKと言うなら、今ここで派手な魔法を見せてあげますよ?」
何でもなく、何時ものように笑うネギ先生。なんとなく勘で理解する。
真実だと。何時もの軽い気持ちで答えたら、見せると言った魔法で■■と。
「い、いや、アハハ。遠慮しとくよ。」
「そうですか。それじゃ、お風呂は今教員の時間
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