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少年は魔人になるようです
第45話 初戦 少年はいまいち成長しているようです
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るから凄いよねぇ……。」


・・・・・・・・・・・お、オオオオオオオオオオコジョが喋ってる!?

ネギ先生腹話術とかできたの!?って言うか普通に寂しい人になっちゃってる!!


「ハァァァ……。」

「アニキー、もうちょっとシャッキリ―――アニキ!!猫が!」


と、オコジョ(ネギ先生?)が叫んだ方を見ると、猫がバンに轢かれそうになっていた。

そしてそれを見たネギ先生が飛びだして・・・・って!?

ね、ネギ先生死んだあああああ―――


「"伏虎"!"天竜"!!」


ネギ先生はスライディングで潜り込みバンを蹴り上げ、空中で猫の先まで蹴り飛ばした。

く、くくくくく車を蹴り上げて吹っ飛ばしたぁ!?何者!?ホントに何者!?


「危なかったぁ……。大丈夫だった?」

ニャー

「そう、良かった。……早く逃げようか。」

「だな!戦略的撤退ってやつだ。」


ぶつぶつと何やら言うと、ネギ先生の姿が消えて凄いスピードで何かが飛んで行った。

・・・・・・・・・・す、スクープキターーーーーーー!!!


「(謎の10歳天才少年。中国拳法?かなんかの使い手で、マジックみたいに消える・・・・。

超常現象として考えるなら魔法とか気とかそういうのか。

そう言えば愁磨先生とも古い仲っぽいし、タダ者じゃぁないわね!!)」


すっかり基準が愁磨先生(化け物級)だったから隠れてたけど、

ネギ先生も相当イレギュラーだよね!!ふ、ふふふふふ!燃えて来たぁぁああ!!

と、言う訳で。


「お背中流しましょうか?ネギ先生。」

「し、しずな先生!?け、けけけけ結構ですーー!!」

「そう遠慮なさらずに。ささ。」


教師時間のお風呂に潜☆入スクープ!!モチロンそのままじゃなく、しずな先生に化けてね!

ネギ先生を強引に洗っていると、筋肉がすっごい事に気付く。


「凄い筋肉ですわね、ネギ先生。愁磨先生と何をしてらしたんでしたっけ?」

「え……?僕が稽古つけて貰っているのは学園長先生ですよ?

それにしずな先生、"先生"じゃなくて愁磨さんじゃ……?」

「あ、あら。ネギ先生が居たからつい。」


フムフム、あの不思議学園長に中国拳法か何か叩きこまれてんのね。

って言うか、しずな先生と愁磨先生ってそんな関係だったの!?新情報ありがとうネギ先生!


「それでね、ネギ先生。私しゅ、愁磨さんから教えて貰ったの。」

「……な、何をですか?」

「ネギ先生と愁磨さんが同じってこ・と。」

「――――たぁッ!!」


洗いかけのまま、風呂まで飛んでいくネギ先生。

な、なに!?急にどうしたの!?

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