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少年は魔人になるようです
第45話 初戦 少年はいまいち成長しているようです
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の宮崎さんが積極的に来てくれているのに!?


「す、すいません!困るとは思ったんですけど、どうしても私の気持ちを知って欲しくって。

それで、あのぉ………し、失礼します!!」

「………って、あ!宮崎さん!?」


行っちゃった・・・・・・。

ど、どうしたらいいの!?責任とるの!?いや僕何もしてないから!!

それとも○形警部が出てきて『お前はとんでもないものを盗んだんだ……。』とか言うの!?

待て、落ち着くんだ。考えよう。僕は宮崎さんをどう思ってるんだろう?

色々アクシデントもあってクラスの中では親しい方だし、かわいいし、勉強真面目にしてくれるし、

押せ押せな皆の中では癒しって言うか一緒に居て落ちつく存在だし、

嫌いじゃないって言うか、むしろ好きな部類だけど!


「あ、アニキ!?大丈夫ですかい!!」

「どうしよう、どうしよう……。待て、逆に考えるんだ。

背徳的であるからむしろ良いと考えるんだ……。そうだ、愁磨さんだってそうだし。

僕の場合一人だし。いざとなったら噂の愁磨さんの国に行けば結婚もできるだろうし……。」


そうだよ。愁磨さんが王様って考えれば全部丸く収まるじゃないか。

良くある覇権争いで愁磨さんは濡れ衣を着せられて犯罪者扱いになって。

それを父さん達が助けたんだ。そう思えば全て――――――――


「―――ギャリョン。」

「アニキーーーーーーーーーーーー!!!

姐さあああん!!アニキが変な音出して止まっちまいやした!!」

「ギャリョンってなに!?オーバーヒートの音じゃないわよね!?

ちょ、ネギ!しっかりしなさい!!」

Side out



sub Side ノワール


「あらあら……。あの子もスミに置けないわね。」

「フッ、まさかあの宮崎が告白するとはね……。これはネギ君の評価を上げなくてはね?

アリアもそう思うだろう?」

「・・・・・・・・え?」

「……ああ、まだ思考の片隅にすら入らないのか。」


公園近くのお団子屋さんで休んでいる時に、いい肴が飛び込んできた。

昨日はそこそこ成長してると思ったのだけれどね?

恋愛って言う点じゃ、全くの素人って言う訳ね〜。


「ほら、ついてるよ。ああ、もみじも……。」

「ん〜♪」


真名は両手に花・・・もとい両手にお荷物状態で、甲斐甲斐しく世話をしてる。

やっぱりお姉さんよねぇ〜。和むんだけれど、やっぱりもっとはg―――


「それ以上の事を考えるのはやめて貰えるかな?ノワールさん。」

「あら、分かっちゃった?ウフフフ……。」

「姉様は顔に出るんだ。それこそ兄様以上に…
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