焦る芦原
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近だったが、あの人とはわけが違う。
「それでも、進藤と和谷、伊角って!三人とはどういう関係なの?」
「友達です。ヒカルにはよく指導碁を打ってもらってるんです。和谷とはネット碁仲間で。伊角さんは二回会っただけですけど、いろいろ教えてもらいました」
相手の様子に佐為は困りきっていた。また、プライベートでプロと碁を打っているのがそれほど驚かれることなのか、と実感する。自分がとても恵まれた囲碁の環境にいることも。
思えば自分から頼んだことはなかった。
その後も質問が続くが、これ以上は不味いと思ったのか、芦原は本来の仕事に戻った。と言っても大敗した碁に解説をつけられるはずもなく、すべてが佐為への褒め言葉になってしまう。しばらくして芦原さんの指導碁は時間になり、「記念に」と三人はサインや握手を求めた。
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