第43話 その後と準備は平和なようです
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ってるよ!!
「バレてたなら仕方ありませんね……。その、明日菜さん!!」
「うぇええ!?な、何よ!?」
明日菜に向き直ると、ポケットを探りだしたネギ君。
な、なに!?木乃香を賭けて決闘とか!?いや、いつの時代!!?
「これ、その、先日のお詫びです!!」
「………………………………へ?えっと、何の話……?」
ネギ君が出したのは、小さめの長方形の箱……。ネックレス?じゃないか。
アクセサリーとかを入れる奴かな?
「その、明日菜さんずっと元気なくて、それって、あの……。
あれって、僕のせいだと思って。だから、その………。」
「あ、ああ。フ、フフフフフ………。もう、違うわよ。
その、落ち込んでたのは……あれよ。自分の不甲斐無さに嫌気が差してたからよ。」
「(な、何の話ですの……?)」
「(さ、さぁ………?)」
「あ!ええっと。あと、これもです。ハイ。」
「え、また?これは何よ?」
「アハハ、一日早くなっちゃいましたけど。明日菜さん、誕生日おめでとうございます!」
「「「「「……へ?」」」」」
「明日菜の好きな曲のオルゴールや。朝からプレゼント探して、これにしたんや。」
・・・・・・・・・・・・・・・つ、つまり。
デートじゃなくって、明日菜の誕生日プレゼントを探してただけ?
「あ、明日菜!!私たちからもプレゼント!!」
「誕生日おめでとう!!」
「わ、わ、わ!?み、皆……。こんないきなり……。あ、ありがとう!!私嬉しいよぅ……!」
・・・・さ、今のうちに・・・・・。
「あなたたち……?」
「あ、アハハハハ。ごめんね、いいんちょ。私達の勘違いだったみたい。」
「あ、あなた達はあぁぁぁぁああ!!どうして人騒がせな事ばかりするんですの!?」
「いいんちょだって変な命令したじゃーーーーん!!
そーだ!このままカラオケでも行って誕生会しようよ!!」
「ハッハッハ、じゃあ俺が奢ってやろう!!」
「愁磨先生!?どうしてここにいるんですの!?」
いないと思ったら、いつの間にか着替えてるし!!ああ!?写メでも撮っておけばよかった!
「細かい事は気にするな、いいんちょ。子供に嫌われるぞ。さぁ、行くぞおおおーーーー!!」
「「「「おおおおーーーーーーー!!」」」」
「そ、そうでしたの……。これからは気をつけましょう……。」
Side out
Side 明日菜
「じゃーーねーー!また明日ーーー!」
「新幹線に遅れるなよーー。遅れたら置いてくからなーー。」
あれから数時間、カラオケとかボウ
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