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吾輩は猫である
無印
吾輩、ジュエルシードの猛威を知る
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乗り込んで願いを叶えて終わりじゃないの?


「こっちです」


後ろからだとジーンズでお尻のラインがはっきりしていて約得と思いながら誘導するリニスに付いて行く。ええケツや……。


付いて行くこと十数分。


「ようやく来たか……その顔どうしたんだよ……」

「い゛や、りにずが「途中で転んだだけですよね?」はぁい゛」


ケツを凝視してるのがバレ、マウントからの魔力の込められた拳でメッタ打ちにされた。それがここまで来る間の出来事である。


「そうか転けただけかならいいや。それとリニス、手に付いた血はしっかり拭いとけ」

「私としたことが、すいません」


あの……何か食べる物ないですか? 再生したいんですけど……え? ない? そうですか……。


魔力を全て回復に注ぎ込み、再生させていく、主に顔を中心にして。


「作戦についてだが特に作戦ってほどのモノでもないが、まずプレシア達を何かに注意を引きつけ、根城である時の庭園にカオスを侵入させる。時の庭園内の案内はリニスがする。カオスは指定されたとこにこれを設置するだけだ」


一哉は白衣の内ポケから円柱型の機械を取り出した。大きさは2リットルのペットボトルほどで、一体何をするためのモノか見当も付かない。


「狂っても大魔導師であるプレシアだ、油断するなよ」


プレシアって言う奴そんなにすごいのか? まぁ、あのフェイト嬢の母親がすごくないって方がおかしいか。


「それで一体どうやって引き付けるんだ?」


相手の拠点に侵入するためには引き付けることが前提みたいだし、なんかいい考えでもあるのかな?


「それに関してだがそろそろ……おっ」


一哉が大型スクリーンを見る。そこには――




  ◇
 ◇ ◇  <やぁ!
◇ ◇ ◇ 


うわぁ……1つでも面倒なのが6つも集まってるよ……。しかも暴走状態であり、スクリーンには竜巻が吹き荒れている。


『ウワァァァァァァァ!?』

『キャァァァァァァァ!?』


あ、今フェイト嬢とアルフが横切った。


「これどういう状況?」


状況が分からず一哉に尋ねる。


「ん? ああ、フェイトが海の中にあった6つのジュエルシードを一括して封印しようとして失敗したみたいだな」


なんという無茶を……てか海の中に6つもあったのか、潜って先に喰えばよかった。


「あの子ったらなんて無茶を……はぁ、本当に心臓に悪いですね……」


自分の教え子が危険なことをしてるのを知って動揺してるのがはっきりと分かる。ほら今もコーヒーに角砂糖を入れすぎて吹き出してるし。吹き出した先が吾輩と一哉なのもきっと
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