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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
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コラボ『剣製の魔法少女戦記&F/mg』第一話 魔法使いがやってきた!?前編
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こすために使い魔状態の士郎を憑依させて闇の書を完成させた」
「シグナム達は納得したのか?」
「えぇ。なんとか協力してもらったわ。
 そして後ははやての意識を呼び戻すだけだったんだけど、ポカミスして闇の書の中の夢の世界にフェイトと一緒に捕われてしまったのよ」

 ……ポカミス。
 シホの奴、性別変わって遠坂の呪いが顕著になってないか?

「それからどうなったんだ?」
「えぇ、夢の世界で私は衛宮の武家屋敷でもとの姿で目を覚ました。
 そこにはかつての眩しいみんなとの暮らしが広がっていた。
 でも所詮これは夢の世界だとして私はアルトリアとイリヤの誘惑の言葉を断り出る決意をした。
 でも脱出した後もまた夢は続いていたの。
 そこではシルビアのかつての記憶が再現されていた。
 そしてある想いを私に託して私と魂を融合して一つの人間となり、そして根源に触れるイメージが沸いて私は第三魔法。
 劣化して一度きりの創造物質化の魔法。
 シルビアの記憶。
 アインツベルンの千年の知識を会得した」
「……なんというか、聞いていて思ったがかなりシホはチートな力を会得したんだな。
 第二と第三の魔法を両方使えるとは……」

 並行世界で性別が変わったとはいえ、自分が魔法使いの仲間入りを果たしているとは変な感じだ。

「私もそれは思うけど、もう今となっては今更って感じだしね」
「そ、そうか。ここは呆れるところか驚くところなのか……」
「どちらでも構わないわ。
 それで後は闇の書の闇を倒した後、消えようとしていたリインフォースを士郎と一緒に説得して創造物質化の魔法でリインフォースの意志に魂と人間の体を。
 使い魔状態の士郎にも新たに体を与えて全員助かって闇の書事件は終決した」
「そちらはそんな終わり方をしたのだな」

 同じ闇の書事件でも魔法を使ったりとずいぶんと派手にやったものだ。

 話が一段落し、紅茶にシホが口をつけて一瞬固まった。

 何かミスがあっただろうか。
 自分も口をつけるがいつも通りだ。

 シホの反応に首を傾げながら一息つく。

 ゴホンッ! と咳払いをしてシホの話が再開する。

「そして次の事件は多分この世界では起こらないと思うから話させてもらうわ」
「なんだ? また海鳴で事件が起きたのか」
「えぇ。きっかけはとある平行世界で言峰綺礼が世界を聖杯の泥で滅ぼした事が発端だった」
「なんだと!?」

 予想もしない男の名前に反射的に立ち上がる。

「落ち着いて士郎。もう終わったことだから……」
「……わかった」

 大きく息を吐き、落ち着き、再び座る。

 それにしても予想もしないところで聞きたくない男の名前が出てきたな。

「それがきっかけでその世界の死んでいっ
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