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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
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コラボ『剣製の魔法少女戦記&F/mg』第一話 魔法使いがやってきた!?前編
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ィさん達の前に出たらバレちゃうから」
「それならちょうどいい。これからなのは達と買い物に行く予定だからその時に一緒に買えばいいだろう」
「そうさせてもらうわね。あ、それと今のうちに自己紹介しておく人がいるわ。
 アルトリア、ネロ、出てきて」
「はい」
「うむ」

 突如として現れる二人の女性。

「なっ!? セイバー! それもなんかもう一人似たような人がいるが、まさかサーヴァントか?」

 だけど俺の知っているセイバーの方はサーヴァントの実体化とは違う現れ方だ。
 サーヴァントというよりデバイスのような感覚だ。

「うむ! セイバーのサーヴァントだ」
「うん。私の世界でも色々あってね。そこらへんのあれこれはまた後ほど話すわ」
「……わ、わかった」

 並行世界でも巻き込まれた体質というのは同じなのだろうか。

「しかし、シロウでいいのですか? あなたは随分とナノハ達に慕われているのですね」
「うっ……セイバー、そのだな」

 セイバーの呆れたような視線が痛い。

 元いた世界でも何度か向けられた事があるが、慣れる事はないな。

「まぁ、いいでしょう。それと今はまだ私達は姿を現すのは得策ではありません。
 ネロ、まだ待機していましょうか」
「そうだな。奏者よ。なにかあったらすぐに実体化して守るからな!」
「ええ、お願いね。ネロ」

 シホの言葉に頷き、姿を消す二人のセイバー。

 やはり俺の知っているセイバーはサーヴァントとは違う感じだ。

「……赤い方はともかくセイバーはサーヴァントなのか? なにかデバイスから出てきたように感じたが」
「ええ。アルトリアも少し込み入った事情があってユニゾンデバイスになっているのよ」
「なっ!」

 サーヴァントがユニゾンデバイス?
 ……本当に何があったらサーヴァントを召喚して、セイバーがユニゾンデバイスになるんだよ。

「それじゃ戻りましょうか。なのは……いえ、彼女等にとっては私は初対面だからなのはちゃん達に挨拶をしないといけないからね」
「わかった」

 これ以上なのは達を待たせるのも悪いし、敵ではないようだから大丈夫だろう。

 そして、シホと共になのは達に戻るやいなや囲まれる俺。

「士郎君! なにか変なことされていない!?」
「士郎! あの女性は誰なの!?」
「いつからこんな綺麗な人とも交流があったの」
「士郎! どんな関係か白状してもらうわよ!」
「すみにおけんなぁ、士郎君は」

 なのはとフェイトは心配してくれていたようだが、すずかとアリサは心配というより尋問するかのように詰め寄って来る。

 アリサの凛やルヴィアのような悪魔気質は元々感じていたが、最近はすずかが桜のように黒くなるのが物凄く怖い。
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