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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
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コラボ『剣製の魔法少女戦記&F/mg』第一話 魔法使いがやってきた!?前編
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た魔術師の因子がすべて私達の世界に移ってきて、次々と私達の次元世界に魔術師が誕生していった。
 そしてなのは、フェイト、はやて、すずか、アリサも魔術回路が宿り、同時に令呪まで宿ってしまった」
「令呪までが……」

 魔術回路に令呪までなのは達に現れるとは。
 少なくともこっちのなのは達には魔術回路の形跡は見られなかった。

「言峰綺礼は私達の世界に小聖杯を宿したホムンクルス、大聖杯を宝物庫にいれて改造したギルガメッシュ、黒化したセイバー三人を連れてやってきた。
 そして、自分を含めた七人のマスターを集めて聖杯大戦を起こした。
 私達は言峰綺礼の野望を阻止するためにサーヴァントを召喚して対抗して七対七の対抗戦を起こしたのよ。
 そして私が召喚したのがセイバー…ネロ・クラウディウスよ」
「うむ」

 シホの言葉に頷く様に霊体化を解除するセイバー。

 ネロ・クラウディウス。
 歴史上は男性の皇帝だったが、セイバー、アルトリアと同じように性別を隠した王ということか。

「そして聖杯大戦の最中、盗まれていたアリシアの体に無理やり魂を呼び戻してサーヴァントの魔力タンクに使っていた魔術師がいたのよ」
「なんですって!?」

 シホの言葉にプレシアが怒りの表情をして立ち上がった。

 リンカーコアから魔力が溢れ、目の前に敵がいれば消し炭にしかねない勢いだ。

「その魔術師の名前を教えなさい。今から殺しに行くわ!」
「落ち着いてプレシア。
 大丈夫、もうその魔術師は自害してアリシアも第三魔法で救って今はフェイトと楽しくやっているわ」
「そうなの。シホさん、アリシアを救ってくれてありがとう」
「いえ、当然のことをしたまでです。
 話を再開しますけど敵のサーヴァントをほとんど倒したのはいいんだけど言峰綺礼が小聖杯のホムンクルスの心臓を抜き取り自分に移植して私達に最後の戦いを挑んできた。
 そしてなんとかギルガメッシュともども倒すことができて後に聖杯大戦事件と呼ばれた事件は終決したのよ」
「なかなかに破天荒な世界になったんだな」
「えぇ、これ以上は未来の話になってくるから禁則事項で言えないけど退屈しない毎日を送っているわ」

 これでシホの話はおしまい。

 だがシホもずいぶんな経験を積んでるな。

「それじゃ今度は士郎の話を聞きたいところだけど、プレシアがいる以外はほとんど変わらないみたいだし別にいいかしらね。
 でも一つ最初から気になっていたんだけど……士郎、あなたってもしかして死徒だったりする?」
「よくわかったな。
 さすが魔法使いといったところか」
「まあね。まぁそれなりに気配は読めるからね。士郎からは人の気配があまりしなかったのも理由の一つかしらね」

 気配だけで気がつく辺り、
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