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インフォメーション・ウェーブ
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で言うのやめろ。お前は何部だ?」
「吹奏楽でっす」
「お前中学の時もだったな。」
「そりゃそうでしょ、私のこの高校に来た理由の3分の2が吹奏楽部に入るためだからね!この高校のレベルは半端じゃないからね。」
「あー、分かった。あ、先生来たぞ席に戻れ。」
「分かってるよ。じゃあね。」
優は自分の席に戻っていった。そして、担任が教卓の前でプリントを配り始めた。

俺は我が教室一年三組の前でリクと待ち合わせをしている。二人で部室に行こうというわけだ。
新聞部の部室は確か、部室棟の三階に集められてたっけ?どうだったかな・・・
俺が頭の中で部室棟を作り出し、場所の確認をしているとリクが来た。
部室はすぐに分かった。部室棟の三階に行ってみると、教室のドアにそれぞれの部活の名前が張ってあった。
その中の「副連サテライト」と小さく書いてあるドアをリクが開け俺たち二人は部室に入っていった。
「この部活への入部希望の一年生かな?」
「はい!」
「早速問うが、君の入部理由は何だね?」

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