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【完結】剣製の魔法少女戦記
コラボ集
コラボ第一話   『平行世界にいっちゃった!?(前編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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「士郎君! なにか変なことされていない!?」となのは。
「士郎! あの女性は誰なの!?」とフェイト。
「いつからこんな綺麗な人とも交流があったの」と怖い表情で聞くすずか。
「士郎! どんな関係か白状してもらうわよ!」と怒りながら話すアリサ。
「すみにおけんなぁ、士郎君は」と面白いものを見つけたような笑みを浮かべているはやて。

………なんだろう。この世界の士郎ってもしかして全員から好意を持たれたりしているのかしら…?
ま、今は詮索もなんだし話を進めるとしよう。

「挨拶させてもらっていいかしら。
私の名前は“シホ・エミヤ・シュバインオーグ”。士郎君の親戚よ」
「えっ? エミヤ? それじゃもしかしてあなたは士郎と同じ魔じゅ―――…」
「……それ以上はここでは詮索はやめてね? 私も無闇矢鱈にみんなの記憶をいじりたくないから……」
「「「「「っ!?」」」」」

少し目を鋭くし魔力を通して威圧を放ち脅しをかけておく。
それは効果覿面で全員緊張した表情になる。
うん。まだまだ精神が甘いわね。私の世界のなのは達だったらすぐに復帰してくるだろう。

「……シホさん。子供相手になにやっているんですか?」

士郎に呆れられながらもそう咎められてしまった。

「ごめんね、士郎君。
でも私達にとって秘匿の話をこんな人がよく通るところで話そうとしたから口止めは必要でしょ?」

私はもとの顔に戻り、なのは達に舐められないように魔術師の大人像を演じる。

「それでだけど、士郎君のお誘いで私もショッピングに付き合わせさせてもらうわ。
普段着を購入したいしね。
あ、そうだわ。あなた達の名前をまだ聞いていなかったわね。よかったら教えてくれる?」
「え、えっと、高町なのはです」
「フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです」
「八神はやてです」
「月村すずかです」
「アリサ・バニングスです」
「そう、なのはちゃんにフェイトちゃんにはやてちゃんにすずかちゃん、アリサちゃんね。よろしくね」
「「「「「はい!」」」」」



◆◇―――――――――◇◆



それから私達は町にショッピングに出かけた。

「でも、シホさん」
「なに、なのはちゃん…?」
「どうして普段着を買うんですか? 持ってきていないんですか?」
「ちょっとワケありでね。今は着ている服しか持っていないのよ。
この制服も少しバレるとマズい格好なんで隠しておきたいの」
「やっぱり魔…とっとと、じゃなくて裏の関係ですか?」
「ま、そんなところね。それでなのはちゃん達は今日はなにを買いに来たの?」
「もう少しでバレンタインですからチョコの具材などをみんなで買いに来たんです!」
「そう…やっぱり本命は士郎君なの…?」
「にゃ!
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