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【完結】剣製の魔法少女戦記
コラボ集
コラボ第一話   『平行世界にいっちゃった!?(前編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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としてはそんなに警戒はして欲しくない。
なので正直に、

「宝石剣の起動実験をうっかり失敗しちゃってこの世界に来てしまったのよ。
ちなみにだけど今って新暦何年?」
「新暦? ミッドチルダの事か? なら今は66年の年越しの冬だが……」
「ということは約十年前というわけね」
「……なに? お前は十年も先の未来の平行世界から来たというのか?」
「ええ。そうなるわね。
大師父の助けを待つのもありだけどできるだけ自力で元の世界に……私の世界のなのは達の下に帰りたいからね」
「なるほど。まだ完全に信用できないが理解した」
「ありがと、士郎」

よかったわ。話が通じる衛宮士郎で。
エミヤ寄りだったら即戦闘になったかもしれないから。

「それとだけど、ちょっとこの格好をどうにかしたいのよ。
この制服って管理局の陸士部隊のものだから、もしうっかりリンディさん達の前に出たらバレちゃうから」
「それならちょうどいい。これからなのは達と買い物に行く予定だからその時に一緒に買えばいいだろう」
「そうさせてもらうわね。あ、それと今のうちに自己紹介しておく人がいるわ。
 アルトリア、ネロ、出てきて」
「はい」
「うむ」

そこでアルトリアがアンリミテッド・エアの中から出てきて、ネロも実体化した。

「なっ!? セイバー! それもなんかもう一人似たような人がいるが、サーヴァントか?」
「うむ! セイバーのサーヴァントだ」
「うん。私の世界でも色々あってね。そこらへんのあれこれはまた後ほど話すわ」
「……わ、わかった」
「しかし、シロウでいいのですか? あなたは随分とナノハ達に慕われているのですね」
「うっ……セイバー、そのだな」

アルトリアが少しつり目になって士郎を見ている。
それで士郎も少し怯えているようだ。
アルトリアの表情は呆れかはたまた羨望か。

「まぁ、いいでしょう。それと今はまだ私達は姿を現すのは得策ではありません。
ネロ、まだ待機していましょうか」
「そうだな。奏者よ。なにかあったらすぐに実体化して守るからな!」
「ええ、お願いね。ネロ」

それで二人はまた戻っていった。

「……赤い方はともかくセイバーはサーヴァントなのか? なにかデバイスから出てきたように感じたが」
「ええ。アルトリアも少し込み入った事情があってユニゾンデバイスになっているのよ」
「なっ!」

それで士郎は何度目かの驚愕の表情をする。
見ていて面白いかも。
でも、さて、

「それじゃ戻りましょうか。
なのは……いえ、彼女等にとっては私は初対面だからなのはちゃん達に挨拶をしないといけないからね」
「わかった」

それで私と士郎はなのは達の下に戻ると士郎は一気にみんなに囲まれていた。
会話的には
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