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【完結】剣製の魔法少女戦記
コラボ集
コラボ第一話   『平行世界にいっちゃった!?(前編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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私達は言峰綺礼の野望を阻止するためにサーヴァントを召喚して対抗して七対七の対抗戦を起こしたのよ。
そして私が召喚したのがセイバー……ネロ・クラウディウスよ」
「うむ」

そこにネロが実体化して私の後ろに現れた。

「そして聖杯大戦の最中、盗まれていたアリシアの体に無理やり魂を呼び戻してサーヴァントの魔力タンクに使っていた魔術師がいたのよ」
「なんですって!?」

それで今度はプレシアが怒りの表情をして立ち上がった。
人一人殺せそうな魔力が吹き出しているし。
まぁ予想していたから驚きはないけどもっとオブラートに包んで言えばよかったわね。反省…。

「その魔術師の名前を教えなさい。今から殺しに行くわ!」
「落ち着いてプレシア。
大丈夫、もうその魔術師は自害してアリシアも第三魔法で救って今はフェイトと楽しくやっているわ」

それを聞いてプレシアの怒りの表情は元に戻っていき、

「そうなの。シホさん、アリシアを救ってくれてありがとう」
「いえ、当然のことをしたまでです。
話を再開しますけど敵のサーヴァントをほとんど倒したのはいいんだけど言峰綺礼が小聖杯のホムンクルスの心臓を抜き取り自分に移植して私達に最後の戦いを挑んできた。
そしてなんとかギルガメッシュともども倒すことができて後に聖杯大戦事件と呼ばれた事件は終決したのよ」
「なかなかに破天荒な世界になったんだな」
「えぇ、これ以上は未来の話になってくるから禁則事項で言えないけど退屈しない毎日を送っているわ」

それでやっとこさ話は終了した。

「それじゃ今度は士郎の話を聞きたいところだけど、プレシアがいる以外はほとんど変わらないみたいだし別にいいかしらね。
でも一つ最初から気になっていたんだけど……士郎、あなたってもしかして死徒だったりする?」
「よくわかったな。
 さすが魔法使いといったところか」
「まぁね。それなりに気配は読めるからね。士郎からは人の気配があまりしなかったのも理由の一つかしらね」

それで士郎は私がすぐに死徒だと看破して驚いているようである。

「それにしても隠しているみたいだけどかなりの魔力を秘めているみたいね。
二十七祖ともいい勝負なんじゃない?」

私が冗談半分でそう聞いてみると、

「……………嬉しくない事だが、聖堂教会からは第十位を与えられてはいた」

は…?
聞き間違いでなければ目の前の士郎は二十七祖の仲間入りしていたって事…!?
それで確認のために、

「十位って二十七祖の第十位?」
「ああ」
「あのネロ・カオスの後継者ってどうやったらそんな事になるのよ。
……まさか死徒の親も二十七祖とか言わないわよね?」

すると士郎は当てられたという表情になる。

「その顔、当たりみた
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