コラボ集
コラボ第一話 『平行世界にいっちゃった!?(前編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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何度も点滅を繰り返しています!」
「奏者よ! なにか失敗でもしたのか!?」
「そんなはずは…! あ! 一箇所だけ魔法陣のスペルが間違っている!?」
なんでこんな時にこんなリンのようなポカなミスを…!
「シホ! こんな時にリンのうっかりを発動させないでください!!」
「くっ!? この部屋の空間だけが歪み始めておるぞ! どうするのだ、奏者よ!」
「くっ…! 仕方がない。アルトリアはアンリミテッド・エアの中に入って! ネロは霊体化してついてきて!」
「わかりました!」
「うむ!」
それで二人はそれぞれアンリミテッド・エアに入ったり霊体化したりして世界が飛ぶのを待つ。
後はこの空間だけで被害を留めておくために、
「こんな事態に使うのも癪だけど…投影開始!」
私が投影したのは全て遠き理想郷。
これで真名開放してこの空間だけを閉じ込める!
一か八かの賭けだけど成功して…!
「全て遠き理想郷!」
果たして、結果は成功。
ドアの外は被害を受けていないみたいだ。
でも、もう私達は被害を回避するのは不可能。
他力本願だけど最終手段で大師父に助けてもらえることを祈ろう…。
そして部屋全体を光が包み込み私達は世界をおそらく飛ばされる。
それと同時に気も失ってしまった。
だけど、これがきっかけで私は、衛宮士郎の別の可能性を垣間見ることになるとは、この時は思っていなかった。
………………
……………
…………
「………ッ!」
私が再度目を覚ました時には、まだ朝方で肌寒いから時期的には冬かそこらくらいの気温体だろう、どこかの海の浜辺に転がっていた…。
どうやら平行世界の間で世界の修正を受ける被害は免れたみたいだ。
これも最後にアヴァロンを使用したおかげだろう。
「シホ! 無事ですか!?」
「奏者よ!」
そこにアルトリアとネロも実体化して現れる。
「二人とも無事だったのね」
「はい。ですがここは一体…」
「どこかの海辺の町の様だが…どうにも覚えがある浜辺だな」
「そうね…あの灯台の位置、形も見覚えがあるわ。あれは海鳴のものと同じね」
「と、いうことはここは海鳴市ということでしょうか?」
「おそらくね、アルトリア…しかも平行世界のというオマケ付きで、ね」
それから色々と捜索してみたけどやっぱりどこもかしこも海鳴と同じものだった。
でも解析してわかった。
ここは私達の世界より十年前のものだという事に。
それで少したそがれたい気持ちになったけどそうも言っていられない。
「とりあえず行動あるのみね。一応二人は待機していて」
「了解しました」
「わかった」
それで二人はそれぞれ姿
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