コラボ集
コラボ第一話 『平行世界にいっちゃった!?(前編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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Side シホ・E・S・高町
ティアナの一件が無事に済んで数日のとある日に私はなのはとフェイトとフィアとはやて&リインの五人に声をかけられ引き止められた。
なんだろう、と思って理由を聞いてみるとこの間の海鳴への出張任務から帰ってきた翌日に起きた平行世界をまたいだ偶然の出会いの話を聞きたいという。
「でも、またどうして? 簡単に説明はしたでしょう?」
「いやな、そっちの世界の私達はどないやったのかなって五人で話していたら話が膨らんでいって急に詳しく聞きたくなったんよ」
「うんうん!」
「はいです!」
「私も聞きたいですぅ!」
「そうだね。それに、そっちではプレシア母さんも生きているっていう話なんでしょ、シホ?」
「ええ、元気だったわよ」
「なら、なおさら聞きたいよ。いいかな?」
「うーん…ま、なのは達には隠す必要もない事だし話してもいいかな」
それで私達は私の部屋に行き、お菓子やジュースなどもスタンバイして話し出す。
あの日の回想を…。
◆◇―――――――――◇◆
先日の海鳴への出張任務から帰ってきて、また訓練の日々が続いている。
だけど私の魔術の訓練…特に第二魔法の訓練も久しぶりに行おうと思う。
それで私は今夜は士郎、キャスターの共通工房で宝石剣の起動実験の準備をする。
そこにアルトリアとネロがやってきて、
「シホ、今夜は工房でなにをするのですか…?」
「奏者よ。なにか楽しそうな事をする気がしたのでアルトリアとともに来てやったぞ」
「二人共…ランとレンはどうしたの?」
「みっちりしごいてやりましたから今はもうぐっすりですよ」
「そう。それじゃ今日はランとレンの魔術修行は無しね。ちょうどいいわ」
「なにがちょうどいいのですか、シホ?」
「うん、これから久しぶりに宝石剣の起動実験をしようと思うの。
それでアルトリアとネロは起動実験に使う魔法陣が暴走した時にもしもの時に破壊するのに手伝ってもらいたいの」
するとアルトリアが少し顔を引きつらせていた。
「シホ、それはもう失敗前提の話をしているのですか…?
過去のリンのように失敗してメルヘンチックな事態にだけはしないでくださいよ」
「わかっているわ。そんなミスはしないわよ」
「信じていますからね…?」
「うん」
それで魔法陣や各自の使う道具の点検をしっかりとして私の魔力が一番高くなる午前零時を待つ。
そして時間になり、
「…―――接続開始」
宝石剣に魔力を流して接続を確認して宝石剣は無色から七色の光に変わり部屋全体にまで光が広がっていく。
そして別の平行世界の観測を行おうと試みようとした時に、
「シホ! 様子がおかしいです! 魔法陣が
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