第77話 第1のミッション
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ん、大丈夫ですか?」
茂みの中から所々掠り傷や切り傷を負ったショールとトーヤが出て来た。何で戦う前から怪我してんだ?
レ「ショール!」
ガ「トーヤ。」
ショ&ト「うわぁ!!」
俺たちの声にショールとトーヤが飛び上がる。何でそんなに驚くんだよ・・・
ショ「ガ、ガガガ、ガジル!?あぁ、絶対負ける・・・」
リリ「もう弱音を吐いてるぞ・・・」
ショールがガクガク震え顔が青ざめる。
ガ「だ、大丈夫か?」
レ「アハハハハハハ・・・」
ト「ショールさん、まだ戦ってもいませんよ。」
おいおい・・・
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『闇ギルド、災いの天使(ディザスタエンジェル)の飛行船内部』
上空10000mに銀色に光り輝く飛行船が飛んでいた。飛行船の窓から妖精のような格好をした少女と水色のTシャツ姿の青年とカールがかかった赤毛の少女が下を見下ろしていた。
?「まだ着かないのぉ〜?」
?「そう焦るな、フェアリー。」
フェ「だってぇ〜。」
?「楽しみは最後にとっておくのがいい。」
フェ「ウォーターは控えめすぎるよ〜。」
?「それがウォーターらしいじゃない。」
フェ「でもさぁ〜、なんでわざわざ飛行船で行かなきゃならないのぉ〜?」
?「上空からまずは一発、攻撃するってマスターが言ってったっすよ。」
3人の会話に耳に銀色のピアスを付けた青年と、黄緑色の甚平のような服を着た少女が話しに割り込んできた。
ウォ「スパイダー、ソード、今までどこにいたんだ?」
ス「ソード姉貴と小娘の話をして盛り上がってたっすよ。そうっすよね?ソード姉貴。」
ソ「あぁ。とゆうか、その姉貴って呼ぶのは止めろ。」
フェ「今頃小娘ちゃんは、ハエたちと楽しくやってるんだよねぇ〜?」
?「すぐに自分がこの世界を滅ぼすことを知らずにな。」
ソ「マスタービーム。」
奥から白いYシャツに黒い帽子とズボンと革靴とマントに身を包んだ男が話しに割り込んできた。男は窓の前に立つと不気味に微笑んだ。そして後ろにいる5人の少年少女たちの方を振り向くと、
ビー「お前たちも楽しみにしてろ。世界が炎の海に変わるのを。」
さらりと恐ろしい言葉を口にした。5人の少年少女たちは小さく微笑む。
?「でも、まずは小娘以外のハエを殺すのが先なんでしょ?」
ビー「さすがファイター。わかっているではないか。」
ファ「当然の事です。」
ウォ「おい、あれじゃないか?リグリション島は?」
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