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真似と開閉と世界旅行
砂漠越え〜
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今のはヴァン師匠の技だ!どうしてそれをお前が使えるんだ!」

「決まってるだろうが!同じ流派だからだよ、ボケがっ!俺は・・・!」

「アッシュ!やめろ!」

何かを言おうとしたアッシュをシンクが止める。

「ほっとくとアンタはやり過ぎる。剣を収めてよ。さあ!」

シンクが近づいてくる。

「取引だ。こちらは導師を引き渡す。その代わりここでの戦いは打ち切りたい」

「このままお前らをぶっ潰せばそんな取引、成り立たないな」

ガイが言うが・・・

「ここが砂漠の下だってこと、忘れないでよね。アンタ達を生き埋めにすることもできるんだよ」

「無論こちらも巻き添えとなるが、我々はそれで問題ない」

「ルーク。取引に応じましょう。今は早くイオン様を奪還して、アクゼリュスへ急いだ方がいいわ」

「陸路を進んでいる分、我々は遅れていますからね」

「・・・わかった」

そしてイオンがやって来る。

「イオン様!心配しました・・・」

「・・・迷惑をかけてしまいましたね」

「そのまま先に外へ出ろ。もしも引き返して来たら、その時は本当に生き埋めにするよ」

俺は愛依を抱き抱える。

「・・・やっぱり似てる」

「ガイ・・・?」

ガイが何かを呟く。

「・・・あのような下賎な輩に命令されるとは、腹立たしいですわね」

「え?ああ、そうだな。でもナタリア、堪えてくれよ」

「わかっています。今の私は王女の身分を隠して旅をしているのですもの」

「・・・ナタリア?」

ラルゴが呟く。

「・・・なんですの?」

「ナタリア!行こうぜ」

「ええ・・・」

俺達はそのまま遺跡を出る。

「ふー。やっぱり暑くても砂だらけでほこりっぽくても外の方がいいっ」

「皆さん。ご迷惑をおかけしました。僕が油断したばかりに・・・」

「そうですよ、イオン様!ホント大変だったんですから!」

「ところでイオン様。彼らはあなたに何をさせていたのです?ここもセフィロトなんですね?」

「・・・はい。ローレライ教団ではセフィロトを護るため、ダアト式封咒という封印を施しています。これは歴代導師にしか解呪できないのですが、彼らはそれを開けるようにと・・・」

「なんでセフィロトを守ってるんだ?」

「それは・・・教団の最高機密です。でも封印を開いたところで何もできないはずなのですが・・・」

「んー、何でもいいけどよ。とっとと街へいこうぜ。干からびちまうよ」

「そうね。ケセドニアへ向かいましょう」

「賛成ですわ」

「ミュウもですの!」

「・・・ブタザルは黙ってろ。暑苦しい」

「みゅう・・・ごめんなさいですの」

そのままケ
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