バチカル〜
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様は帰っていく。・・・あんな典型的なお姫様っているんだなぁ・・・麗羽よりかは幾分マシだけど・・・猪々子、斗詩。お前らの苦労を知ったよ。・・・そしてティアとルークは奥様に会ってきて・・・
「ナタリア様って綺麗な人。可愛いドレスも似合うし・・・」
「そうかぁ?ぎゃあぎゃあうるせーだけだよ」
「それにティアだって綺麗じゃないか」
ガイが不意打ち気味に言うと、ティアの顔が赤くなる。
「あ・・・ありがとう・・・」
そしてガイに近寄って・・・
「・・・ご、ごめんなさい。うっかりしてたわ」
「いや、こっちこそスマン」
「お前な、さらっとそういうこと言うから女に惚れられるんだよ」
「・・・思ったことを言っただけなんだがなぁ」
それが悪いんだっつーの。
「愛依、お前は城に行けば部屋が用意されて・・・」
愛依が俺のマントを掴む。
「その・・・咲さんと・・・一緒がいい・・・」
「・・・」
もしかしたら、破壊者になる前はこんな引っ込み思案だったのかもしれないな。
「ルーク、俺は愛依を部屋に連れていくよ。・・・じゃあな」
そして一晩経って・・・
「サキ、起きてるか?」
朝早くガイが入ってくる。・・・まだ愛依は寝ている。
「用事ができたぜ。ルークの世話係だ」
「は?」
・・・話を聞くと、和平の第一歩として、アクゼリュスという場所の住民を助けることになった。アクゼリュスは障気が溢れだし、危険な状態にあるらしい。マルクト側の通路も障気で塞がれているため、キムラスカ側から向かうと言うわけだ。ルークはキムラスカの親善大使としてアクゼリュスに向かうことになり、俺とガイがルークの世話係に選ばれたらしい。
「じゃ、俺は先に行ってるぜ」
ガイが出ていく。俺は愛依を見て・・・
「(置いてったら泣くよな・・・絶対)」
俺は愛依を起こして説明して・・・
「い、行きます!」
・・・即答だった。
『意外に優しいッスね』
「こんなんじゃ殺意も湧かねーっつの」
そうして城に行くと、丁度ルークと・・・ヴァンが出てきた。
「兄さん・・・」
「話は聞いた。いつ出発だ?」
「そのことでジェイドから、提案があるらしいですよ」
「ヴァン謡将にお話しするのは気が引けるのですが・・・まあいいでしょう」
・・・ジェイドが言うには神託の盾の船が海を監視しているらしい。そこで囮の船を出し、俺達は陸路を行くという訳だ。・・・囮の方にヴァンが立候補したため、ヴァンと別れた。
「・・・こちらは少人数で行くべきです」
ジェイドは愛依を見る。
「これ以上同行者を増やさないようにしましょう
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