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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十九話  『ホテル・アグスタ』
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「遠隔召喚!? 来ます!」

キャロの叫びと共に目の前から召喚魔法陣が浮かび上がり、そこからガジェッドが召喚されてきた。
数は旧型が15台、新型が3台。

「すぐれた召喚師は転送魔法のエキスパートでもあるんです!」
「なんでもいいわ。いくわよ!」
「「「「「おう!」」」」」
「了解しました」

今までと同じ。
証明すればいい。
自分の能力と勇気を証明して…あたしはいつだってそうやってやってきた!

「私が前に出て大型を叩きます! ティアナ達は小型を叩いてください!」
「わかりました。アルトリアさん!」
「いきますよ! はあぁぁぁっ!!」

アルトリアさんは剣を構えて新型へとかかっていった。

『防衛ライン、もう少し持ちこたえてね。
ヴィータ副隊長がすぐに救援に向かうから。
アルトリアさんを中心にして迎撃して!』

それであたし達は旧型へと攻撃を開始するが、

「スバル、エリオ、ラン、レン!」
「「「「おう!」」」」

それでフロントアタッカーのスバルとレン。
ウィングガードのランとエリオが仕掛けていく。
だが、みんなの攻撃はどれも当たらなかったり当たってもAMFで防御されたりの繰り返しだった。
アルトリアさんも新型の迎撃に出ているがおそらくリミッター付きでさらにデバイスの剣がAMFに阻まれなかなか突破できないでいる。
しかし、

「この程度! 造作もない!」

剣にカートリッジが付いている訳でもないのに急に風が吹き荒れると二体同時に真っ二つに切り裂いてしまった。
やっぱり強い!
そして指示は防衛だけど、攻めないと駄目だ!

「守ってばっかりじゃ駄目です! 全機落とします!」
『ティアナ、大丈夫? 無茶はしないで!』
「大丈夫です! 毎日何度も練習してきているんですから!」

それで後ろにいるエリオ達に指示を飛ばし、

「エリオ、キャロ!
それにラン、レンもセンターまで下がって。
あたしとスバルの2トップでいくわ!」
「わ、わかりました!」
「二人で大丈夫ですか!?」
「平気よ! スバル、クロスシフトA。いけるわね?」
「おー!」

それでスバルがガジェッドをウィングロードで引き付けている間にクロスミラージュを構える。
証明するんだ。
特別な才能や魔力がなくとも、一流の隊長達の部隊でだって、どんな危険な戦いでだって…!
すべてあたし、ランスターの弾丸がすべてを撃ち貫く!
それでカートリッジを四発ロードする。

『無茶よ、ティアナ!
四発もカートリッジロードなんて…!
それじゃティアナもクロスミラージュももたない…!』
「撃てます! 撃ちぬいて見せます! そうよね。クロスミラージュ?」
《Yes.》

そして弾丸生成が終了
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