遭遇〜
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の隅にいるルーク達を見つける。
「・・・どうしたんだ?」
「いや、神託の盾が撤退したんだが・・・どうやら六神将が絡んでいるみたいだ?」
「六神将?」
「神託の盾の幹部六人の事です」
イオンが答えてくれると、ルークが言う。
「でも、五人しかいなかったな」
「黒獅子ラルゴに死神ディストだろ。烈風のシンク、妖獣のアリエッタ、魔弾のリグレット・・・と。いなかったのは鮮血のアッシュだな」
「・・・ッ、ま、待ってくれ・・・今・・・なんて・・・」
「?いなかったのは鮮血のアッシュ・・・」
「違う、その前!・・・アリエッタって言ったのか!?」
「あ、ああ・・・」
「・・・どうしたんだよ、サキ」
ルークが俺に聞いてくる。
「・・・アリエッタと俺は・・・一緒にいたんだ・・・ずっと前に・・・」
「ほう・・・敵の幹部と知り合い・・・ですか」
ジェイドの疑惑が強くなるのを感じる。
「彼らはヴァン直属の部下よ」
「ヴァン師匠の!?」
「六神将が動いているなら、戦争を起こそうとしているのはヴァンだわ・・・」
「六神将は大詠死派です。モースがヴァンに命じているのでしょう」
「大詠師閣下がそのような事をなさるはずがありません。極秘任務のため、詳しいことを話す訳にはいきませんが、あの方は平和のための任務を私にお任せ下さいました」
ティアが言うとルークが反発する。
「ちょっと待ってくれよ!ヴァン師匠だって、戦争を起こそうなんて考える訳ないって」
「兄ならやりかねないわ」
「なんだと!おまえこそモースとか言う奴のスパイじゃねえのか!?」
「二人とも、落ち着いてください」
「(俺が思うにゃ、どっちも怪しいけどな)」
イオンがなだめているのに、これを言うとまたヒートアップするので、俺は黙る。結局、俺達はアニスからの手紙で、カイツールに向かう事になった。
「・・・ま、水の中を歩くなんて思わなかったぜ」
俺達はフーブラス川に来ていた。
「仕方ないわ。近道の橋が壊れていたんだもの」
俺の愚痴にティアが真面目に返してくる。
「ここを越えれば、すぐキムラスカ領なんだよな」
「ああ。フーブラス川を渡って少し行くと、カイツールっていう街がある。あの辺りは非武装地帯なんだ」
「早く帰りてぇ・・・もういろんなことがめんどくせー」
「ご主人様、頑張るですの。元気だすですの」
ルークはミュウを踏む。
「おめーはうぜーから喋るなっつーの!」
「みゅう・・・」
「八つ当たりはやめて。ミュウが可哀想だわ」
「ルーク。面倒に巻き込んですみません」
「ちっ・・・」
イオンが言
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