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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
それぞれの訓練
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いいぜそろそろ休憩入れようと思ってたとこだしな。おいスバル!あと5分したら再開するぞ!」

 ヴィータの言葉にスバルは手を上げながら答えた。聖もそこを後にし今度はなのはたちのもとへ向かうことにした。



 なのはとティアナは射撃訓練を行っていた。ティアナは聖に気付かず完全に集中している。

「なのは。どんな感じだティアナの様子は?」

「聖君。そうだね結構動きも射撃の精度も上がってきてるよ」

「ならよかったな。それにしても凄い集中力だな」

 打ち出される魔力弾をしっかりと打ち落としていくティアナの姿に聖は感嘆の声を漏らした。先ほどから一歩も動くことをせず安定した弾を打ち出していく姿は賞賛に値するだろう。

「邪魔しちゃ悪いか。じゃあななのはまた昼に」

「うん。またね」

 聖は踵を返し訓練場の誰もいないところに歩を進めた。



「さてここら辺までくればいいだろ」

〈私達も訓練ですね?〉

 訓練場の一角まで来ると聖は安綱を起動した。安綱も聖が訓練するとわかったのか声をかける。

「まぁそんなところだな。じゃあまずは居合いぐらいからやるか……」

 聖は言うとモニタを操作し訓練用のダミーガジェットを出現させた。

 目の前に現れた1機のガジェットを見据え聖は大きく深呼吸をし、腰を落として抜刀の姿勢を取る。

 その瞬間聖の目から光が消える。

 一瞬の沈黙。

 だがその後ガジェットは真っ二つに切り裂かれたいた。

 まさに刹那のことだった。

 切り払い安綱を納刀した所で安綱が声をかけた。

〈腕は衰えていませんね。いいことです〉

「まぁな。でもこれだけできたんじゃ仕方ないし次はっと……」

 今度は動くガジェットを出した聖は構えもせずに次々になぎ払っていく。一見して乱暴になぎ払っているようにも見えるもののその中にはしっかりとした流れが存在した。

 そのまま聖の訓練は一時間にも及び続いた。

「じゃあコイツで最後にすっか」

〈そうですね。やはり最後は抜刀で締めますか?〉

「そうだな。じゃあ今度はこの前出てきた新型をっと」

 モニタを操作し大型ガジェットであるガジェットVを出現させるとまたも安綱を一度納刀し構えを取る。

 そして再度沈黙が流れる。

 今度は先ほどとは違い聖は抜刀をしながら駆け抜ける。

 大型のガジェットVはたちまちにただの鉄くずへと姿を変えた。

 すると後ろの方から拍手が聞こえた。聖が振り向くとそこにいたのは訓練場で訓練をしていた全員だった。

「まさかみんな見てた?」

 聖の問いに皆が一様に頷く。 

「すごいねー!聖君!最後のやつなんてフェイトちゃんのは速さ以上出
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