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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
それぞれの訓練
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ううん。あそこまで出来なくてもいいよ。アレは結構異常な例だから真似しなくていいよ」

 フェイトは若干ジト目で聖を見据えつつ言う。

「異常って何だおい。ひどくね?」

「ひどくないよ。あんなのを二人が出来るわけ無いでしょ?もっと隊長として二人に合ったようにしてあげてよ」

 あきれ声で言うフェイトを尻目に聖はエリオの頭をワシャワシャとなでた。

「そういうなってー。エリオはアレ見て喜んでたもんなー?」

「え?はい!凄くかっこよかったです!!」

「ホラそうやってすぐに子供を味方につけようとするー!」

 言いながら聖の手を掴もうとするが聖はそれをひょいッと避ける。それがフェイトの心に火をつけたのかしばらくそれを繰り返すうちにただの追いかけっこに発展してしまった。

 少し起こった風を見せながらフェイトは聖を追い掛け回す。聖はつかまってはなるまいと軽やかにフェイトの追跡を避けていく。

「逃げるなー!!」

「そういって止まるやつがいるかってーの!ほれほれ捕まえてみろー」

「むー!!」

 次第にフェイトは本気になって追いかけ始めた。しかし結局聖がつかまることは無かった。

「まぁ以上が真似してはいけないことだな」

「ぜぇ……ぜぇ……。聖がやらせたくせに……」

 肩で息をしているフェイトが聖を睨むが聖はそれを気にした様子もなくその場を立ち去った。



 フェイトをいじめて満足したのか聖はスターズの二人のところに向かった。まず最初に言ったのはスバルとヴィータのところだった。

「どおりゃあああああああ!!」

「ぐぅうううううう!?」

 見るとそこにはプロテクションを張ったスバルに思いっきりグラーフアイゼンを叩きつけているヴィータの姿があった。

「ずいぶんとスパルタなことやってんだなヴィータ」

「ん?聖か。フェイトのところはもういいのかよ?」

「ああ。ちょっといじめてたけど……。ところで今の訓練は?」

 聖が聞くとヴィータは腕を組みながら答えた。

「フロントアタッカーは防御もできねーとだからな。バリア・シールド・フィールドこの三つがうまく使いこなせなきゃ話になんねー」

「なるほどな」

 頷いたところで衝撃で後退させられたスバルが戻ってきた。聖はスバルに声をかける。

「おう、おつかれさんスバル!」

「聖さん!!お疲れ様でーす。今日はどうしてこっちに?」

「なんとなくな。それより腕とか大丈夫か?」

 そう聞くとスバルは大丈夫であることを表すように腕をぶんぶんと回し始めた。

「大丈夫ですよ!!私結構体頑丈ですし!」

「そうか。でも無理はすんなよ。……悪いなヴィータ邪魔したな」

「いや。別に
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