第41話 魔人は戦い、少年が動くようです
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
嫌な予感がして探しに行ったんだけど、まさか愁磨先生とやりあってるなんて。
「アンタバカじゃないの!?学園長が助けてなかったら死んでたわよ!!」
「ハイ……。でも、僕は……、ああしないと進めない気がしたんです……。
結局、中途半端で終わってしまいましたけど……
愁磨さんは、僕が一番欲しかったモノをくれました。」
ネギの一番欲しいもの・・・?それって、ネギのお父さんの居場所?
でも・・・・・ネギのお父さんは、死んだんじゃないの?
「アニキ。アニキが父親を見つけてぇってんなら、こんな無茶しちゃいけねぇ。
頼りにはなんねぇだろうが、俺っちがついてヤス!だから、一人で行かんで下せぇ!」
「か、カモ君……!!」
え、このオコジョ、変な物でも食べたのかしら!?
言ってる事が感動できるほどまともなんだけど!!
「それに、なんだかんだ言っても、姐さんもいやす!」
「ぅええ!?あたしも!?」
「ア、明日菜さん………?」
ネギが妙にキラキラした目でこっちを見て来る。
い、く、悔しいけど、確かにその通りよ・・・!なんか放っとけないのよ!
「ま、まぁ、色々縁もある事だし!?目の届くとこで死なれても寝覚めが悪いだけよ!
み、みんなだってアンタが居なくなると寂しいだろうし!!それだけよ!?」
「ククク、姐さん……。それは噂に聞くツンデレってやつですかい?」
「ち、違うわよこのエロ白淫獣!!」
「つ、つんでれ?って何ですか、あすnわぁぁぁぁあ!?カモ君!?」
オコジョの首を絞めてたら、いつの間にか紫色になってた。
あ、あぶないあぶない・・・。
「ゲフゲフ……。し、死ぬかと思いやした…。
で、アニキ。今後の方針を固めるべきでさぁ!アーカード軍を崩すのは大変ですぜ!」
「しゅ、愁磨さん達を崩す……って、それは、その、愁磨さんを倒すしか……。」
「そうよね。皆が皆を想ってはいるけど、愁磨先生が中心よね、あの集団は。
問題は……。」
いいつつ、二人を見まわす。
こっちには中途半端に強いガキ魔法使い、ちょっと体育が得意な女子中学生、
あとはエロいだけのオコジョ・・・。
「…………………や、闇討ちするしかねェ!!」
「ごめん、闇討ち出来たとしても、もみじさんか木乃香さん……くらいだよ……。」
「う、うう〜〜ん……。どっちも気が引けるわね。」
まさか木乃香に怪我させる訳にはいかないし、もみじさんだってクラスメイトだし。
それにあの子、この上なく攻撃し難い容姿……。
「分かりました……。
明日の朝、学園長先生にお話を聞きます
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ