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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
出撃
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「おう。よろしく頼むぜ!でも新人達をほっぽって大丈夫か?」

 聖が聞くとなのは静かに首を縦に振った。それを確認した聖も無言で頷く。

「じゃあ新人達が安全に行動できるようにさっさと制空権を奪っちまいますか!」

 向かってきたガジェットを切り裂きながら聖が言うとなのはもヘリから飛び出しバリアジャケットに身を包む。それと殆ど同じ時にフェイトがやって来て二人も聖と同じようにガジェットを撃墜していく。

 あらかたのガジェットを片付けたところで通信が入る。

「今から新人達を降下させるからな!」

 声の主はヴァイスだった。聖がそれに答えるとほぼ同時にまずスターズの二人が降下しそれに続いてライトニングの二人も降下を始めた。

 既に空にいるガジェットは聖、なのは、フェイトの三人が殲滅し制空権を奪取している為、残るはモノレールの中にいるガジェットT型がメインになってくるだろう。ここからは新人達の戦いになる。

「大丈夫かー新人達?」

 なのはに通信で聞くがなのはから帰ってきたのは自信に満ちた答えだった。

「もちろん!みんなのデバイスだって新しくなったしね」

「ふーん。っとおいおい危なっかしいなスバルのやつは」

 聖の視線の先には勢いがつきすぎてモノレールから落ちそうになったもののウイングロードで何とか持ち直したスバルの姿があった。

「あのウイングロードはスバルのデバイスのマッハキャリバーが自己生成することができるんだよ。でも確かに今のは一瞬ヒヤッとしたねー……」

 なのはが説明するもその声には多少の不安も入り混じっていた。だがそのときロングアーチから連絡が入った。

「ライトニング3と4!大型ガジェットと接敵しました!」

 その通信に皆がエリオとキャロがいる後部車両に目を向ける。

「エリオ!キャロ!!」

 フェイトが心配そうな声を上げるたそのときだった。後部車両の中からエリオが外にほおりだされたのだ。気を失っているのか動く気配がない。しかもその後に何を思ったのかキャロがモノレールから飛び降りたのだ。

 しかしそれを見てもなのはは動くことを見せない。先ほど心配そうな声を上げたフェイトも今はキャロそじっと見つめていた。

 二人に習うように聖も二人を見つめているとキャロを中心に大型の魔法陣が展開された。その形はベルカ式ともミッド式とも違う魔法陣だった。そしてその中から一体の巨大な白い竜が現れた。

「これが召喚魔法……」

 ロングアーチの誰かの声が聞こえた。

「じゃああれがキャロのとなりにいるフリードの真の姿ってことか?」

 聖がフェイトとなのはに聞くと二人は頷いた。さらにフェイトが付け加えた。

「キャロは古くからある召喚士一族の1人なんだ
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