濁り銀
朱銀
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「なにが言いたいの。」
「何でもありませんよ。ただ、お姉さまの口角が上がっていたので良い事でもあったのかと。」
「なにもありませんよ。暇ができたので休もうと思っただけです。」
「暇、ですか。では、お茶でもしませんか?聖戦が始まって以来お姉さまとはゆっくり話したことがありませんもの。」
たしかにここ暫くは彼女とのんびりしていない。
だが、彼女が白光教会に召喚されたのはつい最近。顔を合わせたのも数えるほどしかない。
普段からよくお茶を飲み、暇そうな人間を見つけては誘っているのだ。いろんな意味で。私もその餌食になった。
立ち話もなんなのですぐ近くにあるアメリス・ミラーの自室に赴く。
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