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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第100話】
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ートじゃないじゃん、買い物だもん……でも、お兄ちゃんがどうしてもって言うなら、デートでいいよ?」
膝に座っていた美冬が立ち上がり、俺に背中を見せながら腕を組んだ。
表情が見えないのが気になるが……。
「んじゃ、どうしてもって事で」
「……っ!?――し、仕方ないなぁ…。――じゃあ、彼女の居ないお兄ちゃんが可哀想だから妹の私がデートしてあげる♪」
若干今日は素直じゃなかったな、美冬。
――まあ、久々に兄妹水入らずで買い物だからだろうな、嬉しそうなのは。
「じゃあお兄ちゃん、買い物行く時はこっちから連絡するからね?」
「おぅ、いつでもいいからな」
そう言い、美冬は手を降るとそのまま部屋を出ていった――。
「はぁ…、セシリアが来るって言ってたから待たないとな……」
そんな呟きが部屋に響くと――コンコンッとドアを叩く音が聞こえてきた。
多分セシリアだろう……さて、どう言えばいいのかわからないが…説明すればわかってくれるだろう、多分。
若干不安な気持ちを残しつつ、部屋のドアを開けた――。
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