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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第100話】
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とかも自動に迎撃出来るという事で村雲・弐式用の第三世代兵装になった訳だが――この技術を他に提供する気は更々無いらしい。
……よくよく考えれば、戦場の根底を揺るがす迎撃兵器かもしれないからな。
まあそんな事を考えても仕方がないのでその辺りに置いておいて――。
「そういや昨日母さんにメールしたが、その時に美冬用のISと未来用のIS用意してるって書いてたが――」
「あ、それは昨日の試合前にお母さんから聞いたよ。――でも正直、今代表候補生になったばかりじゃない、私?そんな私がいきなり専用機貰うのってやっぱり気が引けて……頑張ってる他の皆にも悪いし…。――みぃちゃんも同じこと言ってたよ…」
そう伏し目がちに言う美冬――美冬の性格上そうだよなぁ、未来もだが、クラスメイトの子も練習機借りられるかもわからない中で、ISの勉強もしてるからな…。
そもそも、467機しかないのが間違いだよ、最低でも学園に150機ぐらい無いと授業や放課後のトレーニングにならないだろうし、IS操縦シュミレーションみたいなのが無いのも疑問なんだよな…。
ここで考えても、結局無いのだからどうしようも出来ないが…。
伏し目がちな美冬の頭を再度撫でながら――。
「未来もか?……でもさ、代表候補生になるのって並大抵の努力じゃなれないだろ?努力しても皆が報われる訳じゃないが……でもさ、成功した人皆努力したからこそ代表候補生になれ、その一握りから代表になれるんだから…な?」
「……ありがとう、お兄ちゃん…。――もう少し考えてみるね?本当に専用機を得てもいいか、自分自身を試してみるよ」
「ん、美冬がそう決めたならそれでいいさ。でも、お母さんも俺も、美冬なら間違った使い方しないと思うし、専用機受け取るだけの力はあると思うからな?美冬になかったら俺なんか直ぐに返上しないといけないしさ、はははっ」
そう笑顔で言うと、美冬も柔らかな笑みを浮かべた。
「ありがとう、お兄ちゃん。――そろそろ戻ろうかな、お兄ちゃんもまだみぃちゃんとセシリアに朝の事、説明しなきゃいけないでしょ?」
「あ、あぁ…てか美冬はいいのか?」
聞き返すと、俺の首筋に腕を回して――。
「ううん…もう怒ってないよ?……でもお兄ちゃん?もっと気をつけてね…?お、お兄ちゃんに彼女出来るのはいいんだけど…もう少しだけ……私だけのお兄ちゃんで居てほしいなぁ…なんてね。えへへ」
「……ったく、俺も大概シスコンだな……出来るだけ善処するさ」
そう言うと、美冬は笑みを浮かべて応えた。
「ん…じゃあ今度買い物付き合ってね?朝、お兄ちゃん言ってたし」
「了解、俗に言う兄妹デートってやつだな…多分」
「ぅ…べ、別にデ
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