暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜時を越えたデスゲーム〜
第十一話
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
こには。

((え・・・?))

二人を怯えたような瞳で見る、プレイヤーたちがいた。

「な、に・・・・?」

カズネが、軽く後退りをする。
すると、小さな、囁くような声でこう聞こえてきた。

「怖い・・・」
「子供のクセに・・・」
「恐ろしい・・・」
「何、あの子達・・・」

二人の、あの凄まじい剣閃。
プレイヤーたちは、「綺麗」ではなく、「怖い」と取ったのだ。
二人は軽蔑の目で見つめられる。

「ね・・・ねぇ・・・・何・・・?何なの・・・?」
「っ・・・・?」

二人が小さく声を漏らす。
ついに、誰かが言った。

「化けモンだろ」

小さいが、はっきりと聞こえる声で。

「確かに・・・あんなの、化け物だよね」
「化けモンはどっか行け!」
「消えろ!」

ボス攻略が成功したのに。
それも、アキトとカズネのお陰と言ってもいいほどなのに。
プレイヤーたちは、己より強い、小さな子供に、嫉妬を抱き罵った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ