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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第九十六話】
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そんな俺のまじまじとした視線に気恥ずかしくなったシャルルは――。


「……あ、あんまり見ないでよ…。ヒルトの…えっち……」

「だああっ!?この状況で見ない方法なんて壁側向くしかないじゃないかっ!!」


言うや、くるりとシャワーヘッド側へと振り向く――。

冷静に今の状況を理解しようと思っても、先ほどのシャルルのスタイルが目に焼き付き、嫌でも反応する男性の欲望の塊――それも痛いぐらい突起してるという――てかヤバい、この状況は理性が持ちそうにない。

てかよくよく考えると、俺は今シャルルの方に俺の尻を丸出しじゃねぇかっ!!


「で、出る!流石に一緒はまずいし、てか先に入りたいなら言えよな、シャルル!?」


そう言い、若干テンパりながらシャワー室を出ようとすると、シャルルが俺の腕を絡ませるように掴む――と共に、形の良いシャルルの乳房がタオル越しに挟まるように沈んでいく。


「ひ、ヒルト……僕が一緒だと、イヤ……?」


その声に顔だけ振り向くと、眉は八の字に下げ、白い頬は真っ赤に染まり、瞳は微かながら潤んでいるようにも見えた。


「い、イヤじゃないぞ!?だが健全な男女で高校生の俺達だ!こんなシャワールームでタオル一枚だけの女の子と一緒だと理性が持たないし絶対まずい!!」


言葉ではそうは言うものの、腕から伝わるシャルルの乳房の柔らかさが全身に伝わるように徐々に理性が崩壊していく音が聴こえる気がした。


「そ、そのね?せっかくだからヒルトの背中を流してあげようかなって。――め、迷惑だった…?」

「め、迷惑じゃねぇよ!?お、女の子にそういう事されるのは凄く嬉しいことだが――」

「じゃ、じゃあ背中洗わせて…?そ、その…大事な話もあるから…」


そう言うシャルルの眼は真剣な眼差しだったが、やはり気恥ずかしさが残るのか頬は先ほどと同じく赤いままだった。


「だ、大事な話?ここじゃないとダメなのか?」

「う、うん……ここなら誰かが入って来ることないと思って…」

いやいや、鍵しめてるから大丈夫だと思うのだが――。

だが、多分そう言っても色々理由をつけそうなので言わないでおく。


「わ、わかった。ここで話を聞くが、洗い終えたらシャワー室から出るからな?シャルルは女の子なんだから、嫁入り前に好きでもない男子にこんなことするなよな?」

「……ぅん………鈍感なんだから…バカ…」


小声で何かを言ったシャルルだが、シャワーヘッドから流れ出る温水の音でかき消された為、流石にわからなかった。


大人しく座り込むと、シャルルは用意していたボディーソープを使って俺の背中を洗っていく――。



「…ヒルトの背中、何だか前より大
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