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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第九十五話】
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を回し、ドアを開けるとそこに居たのは――。
「……ひゃっ!?ご、ごめんなさい〜」
「は?……山田先生、何で謝るんですか?」
居たのは山田先生だった、ドアを開けて俺を見るや、慌てて視線を反らして赤くなった顔を両手で覆うように隠した。
「あ、有坂君、出来れば上着を着ていただけると……」
「……成る程、シャルル?適当にシャツをくれないか?」
「あ、う、うん――これでいいかな?」
そう言って投げ渡されたシャツは先ほどまで着ていたシャツだった。
――てかえらく早かったな、取ってから渡すの。
まるで今持ってたぐらいに――まあ元からシャルルは俺に渡そうと思っていて、手に持っていたと思う。
渡されたシャツを着るとホッと胸を撫で下ろす山田先生――そして。
「そういえば山田先生、事情聴取お疲れ様でした。ピット口破壊したのが何故俺になったのかだけは非常に疑問ですが…」
「お疲れ様です。えーっと…学園上層部判断ですね。…織斑君が壊したとなれば、姉である織斑先生の評価が下がることを懸念した結果です。ごめんなさい、有坂君」
「……わかりました。まあ今さら俺の評価が下がっても大したこと無いですし」
――この理由は、アリーナの使用時間ギリギリまで使ってる俺が悪いのだから仕方がないのだが、そのせいで他の先生方の評価が低い…てか小言言われてる。
だから俺を庇う先生方も少なくて、学園上層部もスケープゴートにしやすいのかもしれない。
……山田先生と織斑先生は、担任と副担任だから文句は言わないのだが…多分俺のせいで主に山田先生は色々言われてるかもしれない。
――まったく関係ないのだが、ごめんなさいと山田先生が謝ったときにちらりと胸の谷間が見えたのは正直ラッキーだと思った。
いつものようにゆったりとした服を着ているのだが、やはり前に屈む行為や頭を下げるといった事をすると見れるようだ。
――と、そんな俺の考えを察知したのかシャルルが。
「……ヒルトのスケベ…えっち……」
そう俺にだけ聞こえるように呟き、右脇腹をつねられてしまった。
「……ぎゃ…!?」
「?…有坂君、どうかしました?」
いきなり小さく悲鳴を上げた俺を見て不思議に思ったのか、聞いてきた。
「な、何でもないです。山田先生、気になさらずに」
「そうですか。それよりも有坂君、デュノア君、朗報です!」
小さくガッツポーズをする山田先生、その時に豊満な乳房がぶるん……っと揺れたのを見逃さず、心の中でガッツポーズした。
もうその『揺れるおっぱいが一番の朗報です!』――と思えるぐらい眼福だった。
そんな俺の考えを他所に、山田先生は
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