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勇者指令ダグオンA's
第二話 力の掟
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ルは一人苦笑いしていた。

「ん?そういやはやて何で征西学園に転校したんだ?」

「え?」

「確かに主の学力ならもっと上の学校に通えたはず。いくら任務のために帰って来たからといって悪名高い征西学園に転校するとはもっといい学校はあったはずですが」

「ん?まぁええやん。ロストロギアに近いしそれに皆と一緒の学校行ったら愛着できてまうわ。それにしても力君のような最低男が居るなんて思わなかったわ!!」







「だって。どうするの?力君」

シャマルは携帯で電話していたその相手は力だった。因みに八神家で力の携帯番号知っているのはシャマルだけである。

「・・・あいつ覚えてたのかよ」

力は半ば呆れていた。

「そろそろ明かしたほうが良いんじゃないの?ぜ〜んぶ知ってたって」

そう実は力ははやての正体を第一話より前の時点で知っていた。というよりも魔法の事も闇の書事件の事も関わっていた。実は力にも多少なりリンカーコアが存在したが魔法にはいたらずシャマルにはやてを助けるといわれ自ら差し出し消滅させたり、最終決戦の時のはやてを違う場所から見ていたりなど付かず離れず見守っていた。

尚、シャマルとは交流があった為険悪な付き合いという訳ではない。

「はやてちゃん相当ご立腹だったわよ。友達出来た瞬間捨てたって」

「女友達が出来たなら野郎の友達なんて邪魔なだけっしょ」

「それにしても律儀よね〜小さい頃の約束守っているなんて」

「だから恥ずかしいからその事言わないでくださいよ。第一その約束大々的に実行してたらただのストーカーじゃないっすか」

実は力が征西学園に入学したのは学力不足だがはやてが通うであろう私立聖祥大付属高等学校に近かったからであるが。はやてが中学を卒業したのを期にミッドチルダに引っ越したためお役御免だと思っていた。

「じゃあ何でその約束守ってるの?」

「だたの約束なら忘れてるけど『男の約束』は死んでも守んなきゃいけないんす。父さんにそう言われたから・・・」

「『家来』が?はぁ〜まあ適当に誤魔化しておくからくれぐれも刺激しないようにね。掟って言うけど力君としてはどうなの?」

「まぁあいつはなんか抱え込んじまうからな良いんじゃないっすか?『ただの八神はやて』しか知らない友達が一人居ても」

そう言って電話を切る力。すると腕のダグコマンダーを見つめた。

(・・・そうだな・・・南力は『ただの八神はやて』しか知らないが)

力の中ではある一つの決意が浮かんだ。

翌日

力ははやてに連れられ昨日の遺跡発掘に向かっていた。

「なぁなんで俺がこんな事に付き合わないといけないんだ?」

「まぁええやないの。旅は道連れ世は情け」

「け
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