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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
外伝
外伝1:フェイト編
第4話:ヤクト・レーベン
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赴任先は』

「まだ2日目だけど、みんな親切だし楽しくやってるよ。
 あと、私たちより2つ年上の男の子がいて、その子といろいろお話したり、
 模擬戦やったりしたんだ」

『へえ、2つ年上ってことは14歳だよね』

「うん。でも結構強いし、しっかりしてる子だったよ。
 今度、機会があったらなのはにも紹介するよ」

その後、1時間ほどなのはと会話をしてフェイトは眠りについた。





翌日・・・
ゲオルグの姿は本局にあった。
シャングリラから転送によって本局へと出かけたゲオルグは、
3尉任官以来数えるほどしか来たことのない本局で迷子になっていた。

「どこだよ・・・ここ」

辺りを行く人々は、途方に暮れるゲオルグには目もくれず、足早に歩いて行く。
しばらく歩きまわって目的地にたどりつけるめどを得られなかったゲオルグは
自力でたどり着くことをあきらめ、近くに居る人に尋ねることにした。

「すいません、運用部にはどうやって行けばいいんですか?」

「運用部? 私もこれから行くところだから案内しようか?」

ゲオルグは声をかけた女性局員の言葉に甘えることにして、そのあとについていく。

「で? 君はなんでこんなところにいるのかな? 親御さんに届け物?」

「ある人と約束があって会いに来たんです」

「そうなんだ。 誰に会いに来たの?」

「ステラ・ハミルトンという方です」

ゲオルグがそう言うと、女性の顔が目に見えて強張った。

「ステラさん・・・かぁ」

「ご存知なんですか?」

「う、うん。ご存知というか・・・結構有名人だからね、あの人」

「そうなんですか。 どういう方なんですか?」

ゲオルグが尋ねると、女性は答えづらそうに苦笑する。

「優秀な人なのは間違いないんだけど、ちょっと変わっててね」

「はぁ、変わってる・・・ですか?」

「うん。会えば判ると思うけどね」

それからエレベータに乗り、長い廊下を5分ほど歩いて行くと、
目の前を歩く女性の足が止まった。

「この部屋にステラさんがいるからね。じゃあ、私はこれで」

「あ、はい。ありがとうございました。 遅くなりましたが、僕は
 次元航行艦シャングリラの魔導師隊分隊長をしている、
 ゲオルグ・シュミット3尉です」

「それはそれはご丁寧にどうも・・・って3尉!?」

「じゃあ、失礼しますね」

にっこり笑ってから部屋に入っていくゲオルグの姿がドアの向こうに消えるのを
女性局員は茫然と見送り、最後に一言 ”えっ、上官?”とつぶやいた。





ゲオルグが入った部屋の中には、白衣を着た人男女が5人ほど座っていた。

「あの・・・、ゲオルグ・シ
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