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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
無力
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になったのです。
『新銀河鉄道管理局レビュース分岐点管制室よりお知らせします。まもなく1番線に試験運用乗り入れ車両100が到着します。ご注意ください。』
とうとうです。
僕の一日限りの車両。
今回を逃したらもう見れないと思います。
『ご乗車ありがとうございました。新銀河鉄道管理局レビュース分岐点です。お乗り換えのご連ら・・・。』
放送が流れているなか車掌車から旧管理局の車掌が降りてきた。
私は
「お疲れ様です。」
と。
「本来はすべての区間を勤めたかったが、今の状況では無理を言えないのが悲しいです。」
「気持ちは察します。ですがここからは僕に任せてください。」
僕は車掌車に乗り込みながら言った。
「ええ。お願いします。」
と敬礼をしてから僕はシステムチェックを行った。
もちろん目立った問題はなかった。
『まもなく。一番線の直通地球行きが出発します。しまる扉にご注意ください。』
全自動システムのため僕がなにもすることもなく列車は出発した。
この電車は六両編成。
後から四両は誰も乗っていなかった。
残るは第二車両と機関車両。
僕は恐る恐る第二車両のドアを開けた。
「みなさま。本日は新銀河鉄道銀河副線特別試験運用乗り入れ車両100をご利用いただきありがとうございます。」
あたりを見渡すと乗客は12人しかいなかった。
それもすべての人が時空管理局の制服を着ていた。
「本車両はあと3時間弱で終点の地球に到着します。」
私はご案内が終わったので機関車両に行く前に振り返りお辞儀をした。
私はそこで乗っている人の顔を見てしまった。
あの人たちは多分特務六課。
一様本部に知らせないと。
私が急いで機関車両に向かおうとすると
「ちょっといいですか?」
金髪の長髪のひとに呼び止められた。
一様車掌として仕事をしないといけないので
「はい。なんでしょうか?」
と返答をした。
もちろん僕としてはこの場から離れたい。
「地球に着いてから出発するまでの時間は何れくらいですか?」
そんなことか〜。
「はい。地球の停車時間は24時間となっています。それでは失礼します。」
僕は今度こそ機関車両に向かった。
そこで報告していると誰かに付けられていたのが分かった。
そこで僕は車両間移動を封じるシステムを作動させた。
そこで僕はついてきた人のところに近寄った。
「お客様。走行中に席をお立ちになられては困ります。そして仕事かは知りませんがスパイ行為はご遠慮ください。」
僕が見た人は眼帯を付けた女の子だった。
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