第63話 闇の呪い(ダークカース)
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味だろ。」
俺は驚きすぎて声が出なかった。いや、言葉を失ったって言った方が正しいな。
ハ「けど、闇の呪いには1つ弱点があるんだ。」
グ「弱点・・・だと。」
ハ「この魔法は、かけてから7年経たねぇと発動しないんだ。」
グ「なっ!!」
とゆう事は・・・まさか!!
ハ「そうさ。俺は7年前にこいつに闇の呪いをかけていたのさっ!!それから7年の間に、かけられたやつの体に異変が起こるんだ。こいつの場合、体が以上に冷たくなったんだ。」
そうゆう事だったのか・・・こんなくだらねぇ魔法に、ユモは7年も苦しんできたのかよっ!!
ハ「そして、遂にこの日が来たんだっ!!ユモス・クオリナ、お前の人生はここで終わりなんだよっ!!ここはお前の・・・グハァッ!!!」
気づいたら俺はハルトの顔面を殴っていた。ハルトが反対の洞窟の壁まで吹っ飛ぶ。
ハ「ってぇ〜・・・てめぇ、何しやがるっ!!」
ハルトが血が出た口元を手で拭う。
グ「お前は・・・今までユモがどんな気持ちでいたかわかるか。」
ハ「ギルドに加入して過去のことは忘れ・・・」
グ「違うっ!!!」
ハ「何でてめぇなんかにわかるんだよっ!!俺がどれだけ、どれだけ辛い思いをして、どれだけ時間をかけたと思ってるっ!!!」
グ「それはユモも同じだぁーーーーーっ!!!」
俺はハルトの胸倉を?んで、
グ「ユモだって、何度も辛い思いをしてきたんだ。自分のせいで大切な人と、友人の大切な人を死に追いやったんだからな。ユモはずっとそれを背負って生きてきたんだっ!!俺だって・・・」
俺は幼い頃、自分のせいで、ウルを死なせた事を思い出した。リオンにとっちゃ、目標の人物だったからな・・・
グ「でも、ユモは絶対に泣かなかった。いつも優しくて、いつも笑顔で・・・お前は、どれだけユモに罪を背負わせるんだよっ!!!」
ハ「こいつが絶望のどん底に落ちるまで罪を与えてやるさ。」
グ「てっめぇ〜〜〜〜〜!!!」
俺はハルトの胸倉から手を放すと、
グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」
ハ「うあっ!!」
俺は、優しくて、笑顔のユモの事がいつの間にか好きになっていた。俺のことを理解してくれる大切な人だ。
グ「氷欠泉ッ!!(アイスゲイザー)」
ハ「がはっ!!」
俺は、ユモにはいつも笑っていてほしいんだっ!!
グ「氷刃・七連舞ッ!!」
ハ「グワァァァァァッ!!!」
ユモをこれ以上傷つけたり、泣かせたりするやつは、俺が許さねぇっ!!!俺は倒れているハルトの胸倉を再び?むと、
グ「いい加減、ユモの闇の呪いを解きやがれっ!!」
ハルトは荒く呼吸をしながらニヤリと不気味に笑うと、
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