第五章 StrikerS編
第百二十六話 『出張任務(2) 海鳴市到着』
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フェイトさん達が到着するまで翠屋でひと時の時間を楽しむのだった。
◆◇―――――――――◇◆
Side レン・ブルックランズ
それからフェイトさんの運転する車に人数がギュウギュウ詰めで違反スレスレでなんとか補導されずに無事にコテージまで到着することができました。
捕まったらどうしよう…とヒヤヒヤものでした。
そこのところを聞いてみるとシホさんがさらっと、
「もし捕まったら暗示をかけて無かったことにしておくわ」
とか、さらっと物騒な発言をしていたのはれっきとした仕事をしている僕達的にはいいのかな?とも思いましたが、まぁそうならなくてよかったです。
そして全員でコテージの近くのところまで行くといい匂いがしてきた。
「いい匂いがします」
「はやて達が晩御飯の用意をしているのかな?」
「あ、なのはちゃん達、来たんだね」
そこにすずかさんがやってきた。
「あ、すずか。もしかしてもう料理とか作り始めちゃってる…?」
「うん。シホちゃんも参加したかっただろうけど、今回ははやてちゃんとアリシアちゃんに任せて大丈夫だよ」
「そう。私も作りたかったけど今回は我慢をしておきますか」
「それよりシホちゃん、一緒にご飯食べようね」
「そうね、すずか」
「あー! すずか、お姉様を独り占めはずるいですよ〜!」
「フィアットちゃん、安心して。
シホちゃんは私とフィアットちゃんとアルトリアさんとネロさんのみんなのシホちゃんなんだから♪」
「そうですよね!」
「あ、あはは…恥ずかしいわね。フォワードのみんなも見ているからここは穏便に…」
「シホの嬢ちゃんもすっかりハーレムを形成しているねぇ〜。
士郎は一人を選んだのにこっちはすごい人数だぜ」
「ランサー、からかわないで…」
ランサーさんがそう言ってシホさんをからかっている。
それにしても…なんか、今日はいつにも増してすずかさんとフィアット副隊長がシホさんとの距離が近いなぁ…。
そこにティアさん達から念話が聞こえてきて、
《…あのさ、レン。前から思っていたんだけど、シホさんってすずかさんとフィアット副隊長とどういった関係なの…?
なんか友達にしては行き過ぎているのをチラチラと感じるんだけど…》
《うんうん。ランも何か知っているなら教えてよ》
《えっと…そうですね。少し恥ずかしい話題になりますけどいいですか?》
《ええ、聞いてあげるわよ》
《ズバリ言いますとすずかさんとフィアットさんはシホさんの事が好きで、シホさんも二人の気持ちにはちゃんと応えているんですよ》
ラン姉さんがその事をティアさん達に教えると一気に聞いていた四人は顔を真っ赤にする。
《え…でも三人とも女性ですよね?》
《エリオ君。もうあの三人は
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