第五章 StrikerS編
第百二十六話 『出張任務(2) 海鳴市到着』
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初が肝心だよね。
「スバルちゃんにティアナちゃんね」
「二人共、コーヒーとか紅茶はいけるかい…?」
「あ、はい」
「どっちも好きです!」
「リインちゃんはアーモンドココアよね」
「はいです♪」
どうやらリインさんもここの常連だったようだ。
そりゃそうだよね。
昔はこちらで暮らしていたんだから好みも知られていても不思議じゃないからね。
「スバル、ティアナ。おいで」
「桃子お母さんの淹れる紅茶はおいしいから飲んでおくことをオススメするわよ」
「お仕事が大変そうだから、元気が出るミルクティね」
「はい」
「ありがとうございます」
「ランちゃんとレン君はどうする? 今日はミルクティは飲んでいく? それともコーヒーにしておく?」
「いえ、同じミルクティで構いません」
「うん。一緒でお願いします」
「わかったわ」
それで準備をし始める桃子さん。
そこに士郎さんが話しかけてきて、
「それにしても、四人共。
なのはとシホちゃんは先生としてどうかな?
お父さんは向こうの仕事のことはどうも分からなくてな…」
「あ、その、すごくいい先生達です!」
「局でもお二人は有名で、若い子達の憧れです」
「「「へー…」」」
「うー…ティアナ、少し恥ずかしいから」
なのはさんにしては珍しく恥ずがしがっているようである。
とても機動六課では見れない光景だな。
そしてシホさんも、
「そ、その…自分の出来ることを一生懸命しているだけですから…」
………驚いた。
シホさんがこんなに素直に顔を赤くして恥ずかしがっているのも滅多に見れないかもしれない。
ティアさんが念話で、
《ちょっ!? シホさんのこんな姿、初めて見たんだけど…!
同性愛者じゃないけど、ちょっとクラッときたわ!》
《うん。そうだね、ティア! シホさんってキレイとカワイイを両立しているから今回は可愛さが表に出てきているね!》
《やっぱりシホさんは魅力的な女性だっていうことだね、ラン姉さん》
《そうだね、レン》
それからなのはさん達はお兄さん達の話で盛り上がっているようであった。
どうもお兄さんはドイツという場所に行っているみたいで、雫ちゃんという子供を家に残しているという。
「寂しがっていない…?」とシホさんが聞くが、よくすずかさんが帰ってきているしファリンさんもいるから心配はなさそうであるとのこと。
それからなのはさんとシホさんも普通にお父さん達と会話している光景を見て、
《なんか、なのはさんとシホさんが普通の女の子に見える…》
《そうね…》
《実家ですから素の自分を出せるんだと思いますよ?》
《うん、そうだね。家ではシホさんはいつもあんな感じですよ?》
《へー…》
《そうなんだ…》
それから
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