第五章 StrikerS編
第百二十六話 『出張任務(2) 海鳴市到着』
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『本体の性質も逃走のみで攻撃性は無し。
ただし大変に高価なものなのでできれば無傷で捕らえてほしいとのこと。
まぁ、気ぃ抜かずにしっかりとやろう』
「「「「「了解!」」」」」
よかった…。
レリックじゃなかったんだね。
少し安心したかな。
それでみんなを見回してみると特にフォワードのみんなは落ち着いた表情をしていた。
「少し、肩の力は抜けたかな…?」
「はいです…」
「ほっとしました」
「大きな事件にならなくてよかったですね」
「だね。ラン姉さん」
「…というか、そろそろ日も落ちてきましたし晩御飯の時間ですね」
リインがそう言う。
確かにそうかもしれないね。
それで私は別行動しているライトニングのフェイトちゃんに通信で連絡を取ってみる。
「ライトニング、そちらはどう?」
『こちらライトニング。こっちもひと段落ついたから待機所にもどるよ。
ロングアーチ、なにか買って帰ろうか?』
『こちらロングアーチ。
ありがたいことに夕食はすずかちゃんやアリサちゃん、アリシアちゃん、その他民間協力者が用意してくれるそうや』
『了解…。それじゃスターズ、セイバーズのみんなを車で拾って帰るね』
「ありがとう、フェイト隊長」
「助かるわ。フェイト隊長」
私とシホちゃんでフェイトちゃんに感謝の言葉を贈っておく。
「うーん…でも手ぶらで帰るのもあれかな?」
「それじゃここから近いことだし寄ってかない? なのは」
「そうだね、シホちゃん」
それで私はお母さんに連絡をとって見ることにした。
携帯を取り出して、
「あ、お母さん? なのはです」
「「えっ!?」」
なにかスバル達が驚きを見せていたけど私は構わず電話をする。
◆◇―――――――――◇◆
Side ラン・ブルックランズ
なにかなのはさんのお母さん、つまり桃子さんについて念話で話し始め出すスバルさんとティアさん。
なので私も会話に混ざることにした。
《お二人共念話でなんの会話をしているんですか?》
《あ、ラン。なのはさんのお母さんについてちょっとね》
《桃子さんのことですか》
《ランは知っているの…?》
《はい。シホさんに何度か連れてきてもらったことがありますから会ったことがあります》
《どんな感じの人なの…?》
《とても優しい人ですよ? それになんといっても若いですよ!》
《《そう(なんだ)…》》
それからなのはさんはお話が済んだのか、
「さて、ちょっと寄り道をしていこうか」
「はいです♪」
「あの、今、お店って…」
あ、そういえばまだ知らないんだったね。
なのはさんが二人にわかりやすく、
「そうだよ。うち、喫茶店なの」
「喫茶翠屋。おし
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