第五章 StrikerS編
第百二十六話 『出張任務(2) 海鳴市到着』
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とリインとで一緒に歩いているところ。
リインに久しぶりの海鳴の景色はどう?と聞くと、
「懐かしいですぅ! なのはさんは?」
「私は懐かしいっていうより、『あれ? 仕事中なのに帰ってきちゃった…』みたいな感じかな?」
「私もそんな感じね。アルトリア達はどう?」
「私もナノハと概ね感想は変わりありません」
「余達も息抜きは必要だからな」
「急いでも事態は変わりませんからね」
シホちゃん、アルトリアさん、ネロさん、オリヴィエさんが順にそう話す。
そこに事態を見守っていたアリサちゃんが、
「ふーん…やっぱり隊長さんにもなるとなのははしっかりするのね。
昔はあんなに暴発していたのに…」
「日々成長しておるな。呵呵呵」
「あ、アリサちゃん、アサシンさん、それは言わないで…」
昔のことを話されると恥ずかしくなるから言わないで、アリサちゃん!
「…つうか、本当にミッドの田舎の方とそんな大差ないわね? 街並みも人の服装も…」
「うーん、あたしは好きかな。この感じ」
「まぁね。なんかのんびりしてる」
「あ! ティア、あれアイス屋さんかな!?」
「うん、そうかも…ってやめなさいよ? 任務中に買い食いなんて! 恥ずかしい…」
「うん…」
うんうん、二人は概ね楽しんでいるようだ。だから今回は見逃してあげよう。
そこにヴィータちゃんが念話で話しかけてきて、
《おう、なのは隊長。あたしとフィアット副隊長はロングアーチからの直接指示で動いているからな。上空からのセンサー散布だ》
《了解。お願いね、ヴィータ副隊長、フィアット副隊長》
《了解だ。いくぞフィアット》
《わかりました!》
《リインも手伝わなくて平気です…?》
《平気だ。リインはなのはとシホ達を手伝ってやんな。お前の探査魔法は優秀だからな》
《はいです♪ ヴィータちゃん》
《じゃ、また後で》
《おう》
それでヴィータちゃんとの念話を終了させる私なのだった。
そこにアリサちゃんが話しかけてきて、
「なのは、シホ。
晩御飯はあたしとすずか、アリシアにファリンさんとライダーさん、鮫島で準備させてもらうわ。
コテージで待っているから」
「うん! ありがとう、アリサちゃん」
「ありがとね、アリサ」
「うん。それじゃあたしはすずかとアリシアと合流するからここで別れるわ」
「わかったわ」
それでアリサちゃんと別れる私達。
それから少し捜索が続き、そこに、
『ロングアーチからスターズ、ライトニング、セイバーズに通達します』
ん? シャマルさんからの通信だ。なにか新情報かな?
『さっき、教会本部から新情報が来ました。
問題のロストロギアの所有者が判明。
運搬中に紛失したそうで事件性はそんなにないそうです』
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