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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十六話  『出張任務(2) 海鳴市到着』
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魔導師ならまだ比較的安全だけど魔術師だと魔導師以上にどんな事を引き起こすのかわかったものじゃない。

「でも、それも別段安全だとは思うけどね」
「どうして分かるんですか…?」
「うーんとね…簡単に言うとこの海鳴の町はすでに私の支配圏内に入っているから」
「支配、圏内…?」
「どういう事ですか…?」

六人とも思案顔になっている。
私も初めてこの町に結界を張ると聞いたときは分からなかったからその気持ちは分かるよ。

「うん。私が管理局に所属する前に士郎やサーヴァント達と相談してキャスターにも協力してもらって、この町の霊脈が一番流れている月村家を中心にこの町全域に結界を張ったの。
その効果は魔術師や魔導師がこの町に侵入してきて悪事を働くことがあったらすぐに反応して私に知らしてくれるというもの。
侵入してきただけでもすぐに魔力を感知して知らしてくれるから便利なのよ」
「すごいですね…。でも、それじゃどうしてロストロギアが…?」

ランがいいところに気づいた。
そこがシホちゃんの今回のうっかりポイントだね。

「そこが今回の結界の落ち度かしらね?
まさかロストロギア単体でこの町に発生するとは想定はしていなかったのよ。
だから今回発見が遅れてしまったの」
「なるほど…」
「ま、結界云々はここまでにしておきましょう」
「そうだね。
それで話は戻ってくると、それでも相手はやっぱりロストロギア…何が起こるか分からないし、場所も市街地…油断せずにしっかりと捜索していこう」
「スターズとライトニングの副隊長たちは後で合流してもらうんで…」
「私達は先行して出発しちゃおう!」
「「「「「「はい!」」」」」」

それから動き出す私達。
まず、

「それじゃ中距離探査は、リイン、お願いね?」
「おまかせです!」
「クロスミラージュにも簡易型の探索魔法をセットしてあるから、そっちとこっちの二人ずつで少し離れて探して歩こう?」
「はい!」
「後は、市内の各所にサーチャーやセンサーを設置。作業としてはこんなかんじかな?」
「「はい!」」

みんなで話していると、

「隊長、すまない、遅くなった」

シグナムさん達が到着したようだ。

「大丈夫よ、シグナム。今始めているところだから」
「そうか」
「ロングアーチも準備万端や」
『あたしもこれから探索と設置をしながらスターズに合流する』
『私もヴィータと一緒に設置を担当します。それからお姉様達と合流しますね』

ヴィータちゃんとフィアちゃんも仕事が早いね。

「そんなら機動六課出張任務、ロストロギア探索、任務開始や!」
「「「「「了解!」」」」」

そしてフェイトちゃん達ライトニング分隊と別れて今はスターズ、セイバーズのみんな
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