第一部「数奇なる騎士」
第06話「決意の矛先」
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!、カチーナ中尉、俺も!」
タカヤも続いた。
「おいお前ら!突っ込むんじゃねぇ!!」
マサキが注意をするが、既に遅かった。
***
「マサキ、ヒリュウが来たニャ!」
シロが嬉々として言う。
「マサキ、大丈夫か!?」
リュウセイがR-WINGから通信する。
「ああ、たがカチーナが突っ込んでっちまった。」
マサキが言う。
「そこのゲシュペンストはタカヤか?」
ジガンスクードからタスクが尋ねる。
「自分です、タスク曹長。」
ラッセルが応えた。
「ってことはあいつ…」
ミナミが最悪の事態を想像した。
「大丈夫、ずっと先だけど、PTサイズの反応は2つあるよ。」
ナナが言った。
「よし、マサキ君、リューネ嬢、ラッセル少尉を連れて一度ハガネに戻ってくれ。その際に補給を受けて戦線に復帰してくれ。」
「了解だぜ!リューネ、戻るぞ。」
マサキがハガネへ進路を変える。
「分かった、ラッセル、動ける!?」
「ええ、自分もヒリュウに戻ったら乗り換えて出撃します。」
ラッセルもまた、ヒリュウ改に進路を向けた。
「アマテラス3からアマテラス4,5へ、アマテラス2とオクト1の援護に向かう。予定通りミナミは先行し、俺とナナは援護を行う。」
「「了解!」」
アマテラス3機はタカヤとカチーナの救援に向かった。
***
「フフ…、まさか立った2機のゲシュペンストで突っ込んでくるとはな…」
ストークのジーベルが不敵に笑う。
その視線の先には、無数のDC機に囲まれ、身動きの取れないカチーナ機とタカヤ機があった。
「クソッ!マシンガンの弾が!」
タカヤはマシンガンを捨てる。
「くッ…万事休すか…」
カチーナもグッと操縦桿を握り締め、悔しそうに言う。
そうしていると、上空のリオンとガーリオン数機が、エネルギーにのまれて爆発した。
「タカヤ!」
先行しているミナミが呼びかける。
「…」
「アレがグランバインか…」
カチーナが呟く。
「余計なことを!」
タカヤは敵機の注意がそれた隙にバレリオン1機との間合いをつめ、ジェットマグナムを放った。
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