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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第九十三話】
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る。
そして、シャルルの破壊された武装まで近付くや、手近にある破壊されたマシンガンを手に取るとそのまま黒いISに投げつけると同時に勢いつけて立ち上がった。
投げつけたマシンガンを雪片で弾き飛ばす黒いIS、その一瞬を狙って破壊されたショットガンを俺は足で持ち上げ、空に浮かせると勢いつけた蹴りでショットガンを蹴り飛ばすとくるくる回りながら黒いIS目掛けて飛んでいく――。
だがそれもやはり効果は無く弾き飛ばされた――が、今回はそれが狙いだった。
ショットガンを蹴り飛ばした俺は直ぐ様右方向へとローリングし、くるっとアリーナ地上を回るとその途中でアサルトライフルを手に取り構えた。
――このライフルだけは、シャルルの武装の中で唯一無事だった武装だ。
既に試合開始時から使用許諾は出されているので問題なく撃てる――だが、別の問題があった。
残り残弾数が何と三発、だがそんなことを言っていられない。
ライフルを構えた俺に対して直ぐ様近接戦闘をしかけようとする黒いISに対してライフルをセミオートにし、トリガーを引く。
乾いた音と共に放たれた弾丸は一直線に黒いISの胸部目掛けて飛んでいく――だがこの時、もし貫通して生身のラウラを傷付けたらという後悔の念も抱くが――。
その弾丸はシールドバリアーを突破し、胸部装甲にヒビを入れただけだった。
それに安堵した俺は続けざまにトリガーを二度引く――。
バスッバスッと特徴のある射撃音が鳴るや二発の弾丸はシールドバリアーに阻まれ、塵となって消えていった。
そして勢いそのまま、再度斬撃を加えようと横一文字に放たれる一閃。
弾切れをおこしたアサルトライフルを縦に構えて一撃を何とか受け止めるがその衝撃でアサルトライフルがぐにゃりと曲がった。
「何て衝撃だよ!?このっ!!」
曲がったアサルトライフルで腕部装甲に打撃を与えるが、更にぐにゃりと曲がって完全に銃としては使い物にならなくなっていた。
「……ええぃっ!これも食らえッ!!」
曲がったアサルトライフルを投げつけると、今度は弾くこともせずそのまま頭部フルフェイス装甲にコンッと当たって地面へと落ちた。
それを皮切りに、再度横一閃に振るう――。
「クッ…!?徒手空拳でやるし――一夏!使用許諾出せ!!」
そう叫んで一撃をバックステップで避けた後、走って向かう――一夏が手放した【雪片弐型】の元へ。
向かう途中も容赦の無い斬撃が俺を襲い、腕や脚に切り傷がどんどん増えていった――そこから血が流れ出し、アリーナの地を少しずつ赤く染めていく――。
「し、使用許諾ってどうやって出せばいいんだよ!?」
「織斑君!武器項目欄開いて雪
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