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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
偶然と必然
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は?」
「つってもな〜・・・いまいちどうもこない。正直この世界での思い出なんかなんも覚えてない。最初は毎日が命がけだったから・・・グルメ細胞を入れたからなんて更にだよ」
「まあそうだわな、あのスパルダ糞爺に毎回毎回無理難題押し付けられてここまで強くなったからな一夏は」
「僕達四天王以上のスパルタ修行だったよね・・・」

一夏は頭を抱えるように呻く、思い出す度に身体にある古傷が疼くのだ。毎日毎日地獄のような組み手と猛獣と戦わされる毎日、ほぼ毎日自食作用が作動する程まで戦わされて、その上で旨い食材を食べてレベルを上げて、そのまま再び戦いへ、っというループ。

だからほぼ強制的に強くされているような物なのだ。そのお陰でたった数年でグルメ界へと入れるようにもなったわけだが、そのお陰で一夏の身体には古傷がビッシリと付いている。その為一夏は何時も長袖の上下の服を着て傷を隠している。

「ああ思い出したくねぇ・・・。所詮がデビル大蛇とかマジぶっ飛んでるだろあのくそ爺・・・」
「本当に・・・今思うと良く生きてたよな」
「そうだよね・・・」

そんな愚痴を漏らしながら歩き3人は、非常に目立つ。若干ラフだがしっかりと正装しているアイドル顔負けの美青年龍人、スーツを着込み、柔和な風貌とその雰囲気のココ。ジーンズに黒いシャツに上着を羽織っている美青年の一夏、そして3人は身長2メートル越え。長身の美青年が3人揃っているのだから目立たないわけが無い。街中での視線は耐えなかった。

「にしても・・・い、色んな人達からの視線が耐えないね・・・」
「主にお前にだろココ」
「いや、龍兄とココ兄にだろ」
「「お前もだよ」」
「解せぬ・・・」

そう言い合っている内に、目の前の店がいきなり吹き飛んだ。中からは機械の鎧のような物を纏った女性が3人、大きな袋を持っている。

「・・・なんだこれ」
「これってあれかな?紫さんから貰った資料に乗ってたISって奴かな?」
「ぶっちゃけどうでもいいけど」

興味も沸かないので、3人はスルーして行こうとしてがISを纏った女は、愚かにも龍人、ココ、一夏の首筋に武器をつけて人質にしてしまった。

「いいかい!!あんたらはこれから人質だ、少しでも動いたらど頭打ち抜くよ!!」
「打ち抜いたら人質として機能しねぇじゃねぇか」

一夏がしれっと言った言葉に女は顔を真っ赤にして更に強く武器を突きつける。

「おい一夏、ココ。さっさどけて散策続けるぞ」
「解ったよ」
「了解」

そういうと、3人はISを纏っている女顔を思いっきり掴み、そのまま背負い投げの要領でそのまま地面に組み伏せた。

「「「がぁああ!!男の分際で!!!っ!!?」」」

女は激昂して龍人達に襲い掛かろうとしたが、龍人達は女達の
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