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勇者指令ダグオンA's
第一話 ダメダメ勇者誕生
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顔丸出しの正体に気付かないんです。というわけで俺も気付かないという路線で。では本編に戻りま〜す」






はやてに助けられた力が逃げようとした瞬間。はやてがエイリアンに襲撃されそうになった。

「危ない!」

力がはやてを突き飛ばすとそのまま崖へ転落した。

「うわああああああああああああああ!!!!」

すると力の体が七色の光に包まれた。

「力!!」

驚くヴィータに、はやては若干(というか物凄く)怒って黒笑で言った。

「力君なら大丈夫よ〜」

「しかし主!!」

「あれ(力)は一年前の納豆食べさせてなんとも無かった男やからこれくらいの事で死んだりせえへん」

物凄〜〜〜〜〜く怒りマークのはやてはそのまま無視しエイリアンに向かって行った。シグナムとヴィータははやてが怖くなった。


一方目を覚ました力はだだっ広い空間に立っていると目の前には巨大な人のような者が立っていた。

その人物は力を見おろしている。明らかに意志を持っていると確信した力はその人物に話しかけた。

「あんた誰だ?」

「私はブレイブ星人。宇宙警察機構の刑事だ」

「宇宙警察機構?」

聞いたことのない単語に力が首を傾げるとブレイブ星人が言葉を続けた。

「私は君の勇気に共振する個性を覚えた。南力。君をこの地の二人目のダグオンに任命する」

「ダグオン?」

「我々の星の言葉で勇者を示す言葉だ・・・この世界に危機が迫っている。君の勇気が必要なんだ」

ブレイブ星人が光を放った瞬間、力が眩しさに目を閉じた瞬間、腕に変身ブレス『ダグコマンダー』が装着された。

(どうやら俺はやてに関してはよっぽど不運な事になるんだな)

「・・・頼んだぞ」

「うわあああああああああああ!!!!」

光が放たれた瞬間。力はダグコマンダーに手を伸ばした。

「トライ!ダグオン!!」

ダグコマンダーを起動させると力の身体に水色のダグテクターが装着されフルフェイスのマスクが装着された。

「ブレイブ!リキ!!」

力が変身するとはやて達の元へ向かった。


「くぅぅ!!!」

巨大エイリアンの攻撃を受け続けるはやて。シグナムやヴィータも円盤に手をこまねいている。その時エイリアンの牙がはやてに襲い掛かった。

「え!」

その時力がはやてを抱きとめ安全な場所まで降りた。

「大丈夫か?」

はやてを心配する力。だがはやては。

「へ!変態や!!!」

助けてもらったくせに酷い第一声。その言葉に力も。

「命の恩人に向かって『変態』はないだろ!」

「やかましい!!そんな怪しい鎧きくさって!!!」

変身ヒーローに言うてはならぬ事を言うは
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