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ソードアート・オンライン〜黒の妖精〜
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宿屋に帰ってすぐ、メールが来たのだ。
 明日、レベル上げ手伝ってくれ!75層転移門前に、明日十時集合な!

…と。
正直、レオの頭の悪さ(?)にげんなりとうなだれた。
「はぁ…。仕方無い…」
私は素早く、
 解った レオは帰ったらまず勉強しろ
と返した。
「はぁ〜」
色々あった。 本当に、色々。
正直、明日は兄たちのところへ行き、人と一日で完全に打ち解けた!と言う報告をしたかったのだが、どうやら無理らしい。
レオと言うのは、思い立ったら即行動、それか、有言実行、と言う言葉がピッタリ似合う奴である。

「明日はレオに…何か奢って貰わないと…」

私は気づいても居なかった。
「……zz」


レオと会うのを楽しみにしている自分が、心のどこかに居るなんて。
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